『リライト』観客賞受賞
松居大悟監督と劇団ヨーロッパ企画の上田 誠が脚本を担当し、両者が初タッグを組んだ〈タイムリープ×青春ミステリ〉、映画『リライト』が現在公開中!
その勢いは日本のみならず、5月にはウディネ・ファーイースト映画祭、上海国際映画祭 日本映画週間でも上映され、海外でも高い評価を得ています。
このたびスイスで7月4日~12日(現地時間)まで開催された【2025年ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭】のアジアン・コンペティション部門へ出品!観客の投票により選ばれる最優秀アジア映画の観客賞を受賞しました!
公式サイト(受賞結果):
https://nifff.ch/en/prizes-2025/
今回の受賞を受け、主演の池田エライザ、松居大悟監督、脚本を担当した上田 誠から喜びの声が到着しました!
■池田エライザ
観客賞という、これ以上ないほど喜ばしい賞をいただき、心より感謝申し上げます。
松居監督の、心の機微を丁寧にすくい取る繊細な演出、そして上田さんの“時間の魔術”によって引き出された、私たちの歪で面白い青春が、スイスにお越しくださった皆さまの心にも共鳴したことを、大変嬉しく思っております。
■松居大悟監督
スイスのヌーシャテルはとても美しい街だと聞いています。日本の尾道という美しい街で撮られた深淵のような物語が、
ヌーシャテルの皆様に深く楽しんでいただけたと思うと、映画を作っていてよかったなという思いでいっぱいです。
『リライト』の旅は始まったばかりです。
日本の皆さま、まだまだ公開中ですので、ぜひこの機会に見てもらえたら嬉しいです。
■上田 誠(脚本)
たいへん光栄です。観客席がえええっとなること、気持ちが掻き回されながらも素敵な余韻に浸れること。そんな景色を想像しながら脚本を書きました。観客賞はなにより嬉しいことです。
観客の皆さまに支えられながら、この映画がまだまだ育ってゆきますように。
この度は受賞おめでとうございます。ありがとうございます。
ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭
今年の開催で24回目を迎えたスイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭は、SF・ファンタジー・ホラー・サスペンスといったジャンルの作品に特化した世界有数の映画祭として国際的に評価を受けている映画祭。
今年のアジアン・コンペティション部門には、日本映画から川村元気監督の『8番出口』や矢口史靖監督の『ドールハウス』、阪元裕吾監督の『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』、虚淵 玄が原案・脚本・総監修を手がけた日本と台湾の合作『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 最終章』など、作家性あふれる作品から国内の注目作まで、さまざまなジャンルの日本映画が上映された。
『リライト』
6月13日(金)全国公開
公式サイト:
https://rewrite-movie.jp/
公式X(旧Twitter):
https://x.com/Rewrite_movie
公式Instagram:
@rewrite_movie
物語・・・
高校 3 年の夏、転校生の保彦がやってきた。彼はある小説を読み、憧れて、300 年後からタイムリープしてきた未来人だった。保彦と秘密を共有する美雪。やがて二人は恋に落ちた。そして、7 月 21 日、運命が大きく動く。保彦からもらった薬で、美雪は 10 年後にタイムリープする。未来の美雪は1冊の本を見せ、「あなたが書く小説。……絶対書ける。」と告げる。それは保彦が未来で出会う小説―タイムリープから戻った美雪は、未来へ帰っていく彼を見送った。「この夏の彼と私の物語を書き、必ず時間のループを完成させる」という約束を交わし―。
10 年後、小説家になった美雪は、ようやく出版にこぎつけた保彦との“自分だけの物語”を手に帰省する。
しかし運命の日、いくら待っても 10 年前の美雪は来なかった。なぜ来ない!?
現在、過去、そして未来、時を翔けめぐり「リライト」される運命の行方は?
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出演:池田エライザ、阿達 慶、久保田紗友、倉 悠貴、山谷花純、大関れいか、森田 想、福永朱梨、若林元太、池田永吉、晃平、八条院蔵人、篠原 篤、前田旺志郎、長田庄平(チョコレートプラネット)、マキタスポーツ、町田マリー、津田寛治、尾美としのり、石田ひかり、橋本 愛、
監督:松居大悟/脚本:上田 誠/原作:法条 遥 「リライト」(ハヤカワ文庫)/主題歌:Rin音「scenario」/音楽:森 優太
製作・配給:バンダイナムコフィルムワークス
©2025『リライト』製作委員会
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