2025年7月2日

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鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞196本目の1。
エンドロール後次の映画有り。
パンフレット無しにつきマイナス0.5。
全国公開でパンフレット販売されるなら点数戻します。

能登復興支援の一貫で宮本亜門が制作、脚本、監督を行い、金沢市出身の鹿賀丈史を主演に、根岸季衣、常盤貴子、津田寛治と、三十分もない映画の割にキャストは豪華です。
こういう地方映画を観る時、自分が必ず気にするのが現地の言葉を使っているかどうかなのですが、元々石川出身の鹿賀丈史はもちろん(それでも東京暮らしの方がだんとつに長いので忘れてそうですが)東京出身の根岸季衣が能登ことばを完璧に話していてさすがベテランは違うなと感心しました。金沢を舞台にした大河の一滴という映画で、金沢育ちの設定の人たちがみんな標準語を話す中、三國連太郎だけがちゃんと金沢弁を話していて、俳優の格の違いを見せつけられました。
ちなみに朝ドラの「まれ」で能登ロケをしてから、主演の土屋太鳳より能登に来てくれている常盤貴子の能登弁も綺麗でした。まれでは東京から能登に移住してきた設定だからそこまで能登弁の練習はしていなかったはずなのですが。
そして一番面白かったのが津田寛治で、一応能登弁を話そうとしているのですが、福井出身なのが災いしてか福井弁に結構引っ張られてしまって関西弁っぽいなまりになってしまっていました。

自分の高校の遠い先輩でもある鹿賀丈史ですが、クセのある、ちょっとニコニコしながら裏で悪いことする役が多いイメージでしたが、今作のような一言しゃべるだけで心に来るような演技が出来る方とは知らず驚きました。

話としてはとても良かったのですが、とにかく短く、もう少し「黒鬼」の話を見たかったなと思いました。

ガゾーサ

生きがい IKIGAI

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