1位 『カフネ』 阿部暁子[著](講談社)

一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添ってくれる。最愛の弟が急死した。29歳の誕生日を祝ったばかりだった。姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。食べることは生きること。二人の「家事代行」が出会う人びとの暮らしを整え、そして心を救っていく。(講談社ウェブサイトより)

2位 『神達に拾われた男 17』 Roy[著](ホビージャパン)

前世の業すら力に変えて――竜馬の全力呪術に一同騒然!?本格的な呪術の修行も兼ねて、瘴気が漂う山の整備をジャミール公爵家より任された異世界転生者の少年・竜馬。従魔のスライムやゴブリンの大活躍で瞬く間に山道の整備が進む中、竜馬は竜馬で呪術を用いた新たな商材を生み出すなど、予期せぬ収穫に周囲の人々の驚きは増すばかり!さらに新種への進化が期待できるスライムの様子にも胸を躍らせ、修行自体も順調に事を運んでいた竜馬だったが、突如として怪しげな貴族が現場に乱入してきて!?ローゼンベルグも舌を巻くほどの竜馬による全力呪術も炸裂な異世界スローライフファンタジー、第十七幕!(ホビージャパンウェブサイトより)

3位 『クロエとオオエ』 有川ひろ[著](講談社)

お待たせいたしました、ド直球のお仕事ラブコメです。恋と宝石。「宝石の価値ってそんなに重要?」思いがけない彼女の言葉がぼくを心地よく壊す。当たり前を超えていけ「いや、ごめん要らないわ、これ」「は!?い、要らないってお前……嵌めてみもせずに!?」横浜で三大続いた宝石商(ジュエラー)の嫡男・大江頼任と、彫金を家業とする職人の娘・黒江彩。最初のデートで頼任が贈ったリングを突き返してから、二人の関係は「メシ友」と「恋人」の間で謎のまま。頼任の店のお得意様のブライダルジュエリーのオーダーを皮切りに、クロエがジュエリーデザインを引き受けるようになってから、二人の関係性が変わっていく。宝石をのぞくと見える美しい別世界。これを表現できるのは彼女だけ。(講談社ウェブサイトより)

4位 『捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです2』 カレヤタミエ[著](TOブックス)

5位 『余りモノ異世界人の自由生活9~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~』 藤森フクロウ[著](アルファポリス)

6位 『フロントライン』 増本淳[著](サンマーク出版)

7位 『パズルと天気』 伊坂幸太郎[著](PHP研究所)

8位 『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。14』 ほのぼのる500[著](TOブックス)

9位 『このホラーがすごい! 2025年版』 『このミステリーがすごい!』編集部[編](宝島社)

10位 『謎の香りはパン屋から』 土屋うさぎ[著](宝島社)

〈文芸書ランキング 6月24日トーハン調べ〉

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