【国宝】圧倒的!!今年を代表する映画の1本!
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数々のヒット作を世に送りこんできた現役映画プロデューサー・酒匂暢彦が、新作旧作を問わず映画及び映画業界の表側裏側を語る映画チャンネルです。
映画をただ鑑賞するだけでなく、監督の制作意図や演出方法、俳優の演技などのクリエイティブ面へ興味関心のある人に対する情報をお届けします。
ナビゲーター:酒匂暢彦<株式会社CHANCE iN 代表取締役>
1984年、日本ビクター株式会社(JVC)入社。1997年、株式会社クロックワークスを設立し、同社代表取締役に就任。 同社で数多くの映画を配給し、02年『少林サッカー』では28億円の興収を記録、09年『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』では興収40億円の成績を上げる。2010年、株式会社 チャンス イン を設立。他の主な配給作品は『CUBE』(98)『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)『マッハ!』(04)『スーパーサイズ・ミー』(04)『THE JUON/呪怨』(05)『運命じゃない人』(05)『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序』(07)『ヒトラーの贋札』(08)『アフタースクール』(08)『チェイサー』(09)『ファッションが教えてくれること』(09)近年のプロデュース作品は、『窮鼠はチーズの夢をみる』(20)
<ゲスト:映画宣伝プロデューサー竹内 伸治>
石油会社を経て、1988年4月に株式会社シネマテン入社、同年9月株式会社アスミックに出向、翌89年6月同社に正式入社。当初はレンタルビデオ用の本編映像制作、宣伝材料制作などを担当。16mm文化映画の制作担当、レンタルビデオ営業なども追加され、アスミックの劇場配給進出に伴い、配給宣伝、配給営業、字幕制作、宣伝材料制作、買付などをすべて同時期に担当していたこともある。
16mm映画製作窓口としては大澤豊監督作『さようならカバくん』(89)などを担当。宣伝プロデューサーとして、『ツルモク独身寮』(91/今関あきよし)、『ボブ・ロバーツ』(92/ティム・ロビンス)、『キリング・ゾーイ』(94/ロジャー・エイヴァリー)、『ユージュアル・サスペクツ』(95/ブライアン・シンガー)、『ファーゴ』(96/ジョエル・コーエン)、『八日目』(96/ジャコ・ヴァン・ドルマル)、『日蔭のふたり』(96/マイケル・ウィンターボトム)、『スクリーム』(96/ウェス・クレイヴン)、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(96/ウディ・アレン)、『スリング・ブレイド』(96/ビリー・ボブ・ソーントン)などを担当。
98年4月に株式会社アスミックとエース ピクチャーズ株式会社が合併、アスミック・エース エンタテインメント株式会社となる。映画宣伝グループ グループリーダー、宣伝部長、取締役宣伝部長、執行役員宣伝担当、常務執行役員映画宣伝グループ/映画製作グループ/大阪営業所担当などを歴任、09年12月31日付で同社を退社。最後の役職はエグゼクティブプロデューサー。
アスミック・エースでの宣伝プロデュース作品に『ビッグ・リボウスキ』(98/ジョエル・コーエン)、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)、『雨あがる』(99/小泉堯史)、『ショコラ』(00/ラッセ・ハルストレム)、『ターン』(00/平山秀幸)などがあり、最後の宣伝プロデュース作品は外国映画『めぐりあう時間たち』(02/スティーヴン・ダルドリー)、日本映画『ジョゼと虎と魚たち』(03/犬童一心)。宣伝監修、宣伝統括としては、『阿弥陀堂だより』(02/小泉堯史)、『ホテル ビーナス』(04/タカハタ秀太)、『間宮兄弟』(06/森田芳光)、『アーサーとミニモイの不思議な国』(07/リュック・ベッソン)、『ソウ』シリーズ(04-11)などを担当。04年からはドリームワークス作品配給に従事、05年から日本公開が始まり、『シャーク・テイル』(04/ビボ・バージェロン、ヴィッキー・ジェンスン、ロブ・レターマン)、『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』(05/ブラッド・シルヴァーストーン)、『マダガスカル』(05/エリック・ダーネル、トム・マクグラス)、『ミュンヘン』(06/スティーヴン・スピルバーグ)、『森のリトル・ギャング』(06/ティム・ジョンスン、ケアリィ・カークパトリック)などの統括を手掛ける。08年にはプロデューサーとして、森田芳光監督作品『わたし出すわ』を初めて担当、翌09年に完成し公開した。
アスミック・エース退社後の10年、11年はフリーで、アスミック・エース配給『ソウ ザ・ファイナル3D』(11/ケヴィン・グルタート)、セテラ・インターナショナル配給『あしたのパスタはアルデンテ』(11/フェルザン・オズペテク)の宣伝監修を担当。
11年10月1日付で、株式会社スターサンズ執行役員映画事業担当に就任。ヴェルナー・ヘルツォーク監督作『世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶』(10)、パオロ・ソレンティーノ監督作『きっと ここが帰る場所』(11)、ヤン・ヨンヒ監督作『かぞくのくに』(12)の宣伝プロデュースを担当し、翌12年同社を退社。13年1月劇場公開した、パオロ&・ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟監督作『塀の中のジュリアス・シーザー』をフリーランスの宣伝プロデューサーとして担当した。
また、04年にはペンネームで夕刊フジの映画コラム「スクリーンの裏側から愛をこめて」を4月から9月までの半年間に亘って連載、映画コメンテーターとしてBSフジ「映画大王」(00-01)、TX「ミューズの晩餐」(10-11)などに出演している。
#国宝 #映画 #レビュー #吉沢亮 #横浜流星 #田中泯 #森七菜 #高畑充希
[音楽] [拍手] シネマサロン映画業界ヒットの裏側 皆さんこんにちはシネマサロンですえ本日は国報について語ってまいりたいと思いますでは早速 Tさんかだったでしょうか はい素晴らしかったです もうなんか見終わって友達と見たんですけどわーって 2人ずつしたこれはもう今年 1番かもねっていう感じですごいうん [音楽] なんかいつもよくと見に行くとんですけどもよりも割と盛り上がりましたねやっぱって興奮してました [音楽] 2人ともいやなんかすごかったですね 映画ってどうしてこう違うんだろうね いや本当になんかその役者さんたちがインタビューとかで魂ました魂ましたっておっしゃってて見れば分かりますっていう感じでしたもん すごかったねすごかったですもう なんかね吉田りさんが本当に驚きましたどれだけ大変だったのかなっていうことで [音楽] 大変だと思いますうん もう色々考えてなんか本当すごくこの映画見て話すのはすごく楽しかったです見た人と [音楽] 結構 うん感動しましたねちょっと役者さんのその [音楽] 役者はね素晴らしかったねみんなね うんすごい本当に綺麗でしたし 本当に素晴らしかった いや本当に感動しましたはい まあ凄まじかったですよね これだけ手間暇と熱量と あ時間とお金をかけて作れる のに素晴らしすぎて嫉妬すら感じてしまう 気が する いやこなかなか作れ ないなこれはうんま日本だとやっぱり10 年日本の作だよねままあそうだよね そのなんつうのか評価の仕方がさ評価軸がそれぞれなんで なかなか他のいい作品と比べんのも違うけど でもこのコンティとクオリティの その何こう 引き合う強さんうん 普通だから質は作れてもさ感って 今もうさ子ちゃんが言ったようにさお金かけて時間かけて やんないと両感はやっぱなかなか出ないじゃないですか でもこの量感がね すごいよねとあとほら一 一応さそう言いながらもうこれ東方のチェーンにかける楽じゃないですか?うんうん だからと言って容赦なくその気少点結の物語映画にしてないじゃないですか うんこれがまた見事だよね うん だから多分原作ってもっと長いわけじゃないですか 長いしもっといろんな他のことも入ってくるからね ですよねだけど見ててもそれは多分 ま主選択をしてて描いてないっていうのも分かるわけですよ見ててね うん でも描いてないからと言って見えないわけじゃない そうそうだから想像もすごくするわけです ここはかなここはだろうなとかね そうだ でもここはこうなんだろうかみたいなそれがまた映画の楽しみでもあるし そうだから一応何年何月とか出るけど うん説明はそれだけなんですよ そこがやっぱりすごいよね 素晴らしいですよね うんなかなかこういうさ 物語映画を アンチロマンとして描くのって 難しいじゃないですか物語なんだから 元々うん それができんのがやっぱすごいなと思うね うん やっぱりリーサいるって才能あるんだねと思うよねこういらるとねうん [音楽] 説明しまくられるとね ノログとかで俺はこの時こう思ったとか言われちゃうとさドん引きしちゃうんだ その時は知らなかったとかね もうもうドん引きだよねだけどこの絵がって一切説明がないんだよ うんこの長い年月を描いてんのにさ うんうん うんで最後モノログなのかと思ったらインタビューアのセリグだっていうのもね これ別に全然ネタりじゃないから大丈夫です表現だからね だからそういう表現がやっぱりすごいなと思うよね だ圧倒的なあの両感ね うん あでも撮影が素晴らしかったですねこのソフィアンエルファニさんの かなりだからあの手持ちでさ拙車して うん その臨場感溢れる画面なんだけどあのいわゆるこう何こう収まりた物語映画のカメラじゃなくてどっちかとドキュメンタリーの うん 取り方に近いようなあのカメラだからもう映画の漂ってる空気感のリアリティが全然その物語ってる映画のリアルとは違うんだよね それがまたすごい見事だよね うん しかもまたちょこちょこちょこちょこいろんなもん挟んでさもう監督はかなりテレテク使ってるよねあれ うん いやすごい両感と質感だなと思いたけどシリーですね なんかもう途中からさ全然別に泣けるシーンじゃないのに涙が出てきちゃってさ うんうんこうなんかうん 美味しいものを食べた時のような感じの涙だよねうんうん 本当に だ俺その泣ける感じは自分にとっては全くなかったしあのそこまで余韻はたびいてないんですけど だけど後から考えることはすごくあって これは それ余韻たみて言わないの?違うの?あのそ言の中で 因とは違うん でもなんなものがこう抱かれてるわけでしょ うんまそれを余因と言われたら余因なのかもしれ じゃ病要因じゃないとして表現するなん なんかねこう感動に打ちがられて立てないみたいな感じではちょっとないんですよそうでしょうねうん だけどこはなんでこうなんだろうみたいなところがやっぱ何箇所もあるしでも 1 個やっぱすごくなぜなんだろうっていうところをねそれはデタで話 そうみんなと議論議論っていうか意見交換したいなっていう まそういう感じだしあとそのまシネマサロンで言うとするとじゃあこれはなぜこういう座なのかとか なぜ東産がやってるのかとかっていうの はちょっと後でまた色々お話してみたいなに思いますがまとにかくま今年の代表する 1 本まもしくはここ何年かまもっと長いスパンでもいいのかもしんないですけどすごい代表作なんだろうな気はしますね うん田中民は素晴らしかったですね 田中民は怖かったね俺 物だよねもう出た瞬間怖くてね ホラーより怖いなっていうのはこのことですよ本当に [拍手] お腹みんなすごいなと思ってしかも踊れるから元々さ そうそうそう ゾワぞわってすねあれ ゾワぞわってするよね もう違う境地に連れてくよね うんいやすごいな田中美先生は本当に うんすごかったにゃ本当に まあのね踊り手でもあるっていう裏付けがあるから 余計見ててもね真に迫ってくるしうんうんすごいよね あの大山の独特のね話し方とかもよく捉えていてさ うんうん 見事でね昔さすがにあのあの一緒にねやった酒があれだからさ うんメゾンド卑子だからうん 何を言ってるか分かってないと思います まもうだいぶ喋ってますけど じゃあさんか いやもう本当に質感と感がセった素晴らしい作品でこういうそのウェルメイドとかで語らない物語映画のすごさっていうのがもうこの映画まさにそういう映画だなと思って やっぱりもう外国映画だとゴッドファザーとかにやっぱり近いよなっていう風に思いましたよねうん あの物語を描いてるんだけど決してその物語映画にしない気少点結で説明的なセリフとか説明的な表現モノログとかあのな んだっけナレーションとか えそういうね使ってないし えあとその確かにあの時代描写はあるんだけど時代のえっと字幕は入ってくんだけどそれ以外の余計な説明を加えたりしないっていうのもますごいなと思ってね 天目のクレジットは出るけどね一応ねうんで僕はこれ前も言ったかもしんないけど原作読んでものすごい感動したんで [音楽] これ映画にするのって超大変だよなと思ってたわけですよま実際見るとすごいとは思うんだけど こういう形で物語映画としてじゃなく作り上げるっていうのはいやもちろん物語映画なんだけど うん あのいわゆる国典結のあのなんかこうロマンね [音楽] うん え長編小説のような映画に作り上げなかった監督のその目線はすごいなと思いましたよねこれはやっぱりそのいわゆるウェルメイドな気少結のある説明が加われた娯楽映画的なあのそういう映画とはもう完全に一戦を隠した映画でうん むしろこれを普通の娯楽映画としてえっと何スクリーンなの?これ 356スクリーン56 スクリーンにね投化するっていうのがなんかすごいなと思いましたね結構レベルの高い映画だと思うんですよねこれ うんお客さんもたくさんいらっしゃって うんうん だからそのレベルの高いものにお客さんをこうしてると思うんですよ うん だからやっぱりこう送り手が思うねちょっとこういう説明しといた方が分かりやすい気少結合あった方が分かりやすいみたいなのとは別にそうじゃないものを見たい人ってのもたくさんいらっしゃる まそういうことなんでしょうね うん あったあとやっぱ見て特に目がそれぞれ長いじゃないですか あれもすごいよねうん あんだけの長さのさ部分演じなきゃいけない うんしかもその干渉するに耐える しかも歌舞伎とかも相当中でさまもちろん そりゃ本家と比べたらね損失はあるん でしょうけどやっぱあんだけ演じてそれ なりに納得させなきゃないっていうのは やっぱすごいことだよなと思いますよね うんだ自分は歌舞伎吹き全く見がないので 歌舞伎吹きのシーン長いと思うかなと思っ たら全然そんな最初 だけ思ったけどでもどんどん引き込まれ てるからつまり映画と一体化してる その映画の中の場面として登場してるからその決してその歌舞伎として見てるわけではないんだよねそこがやっぱりまたすごいなと思 うん だからこれでね本当の歌舞伎はどんなもんなかってちょっと興味も見たしたことない 1回も見たことないそうなの [音楽] そういう人多いと思いますよ ちなみに同じもないんですけど1 回も見たこともないうん なんか小学校とかでテレビではちょろっと見たことありますけど本物は見たことはないんですよ 表現とかはないないです本当に でもそういう人がほとんどだと思いますよ いやそうなんだうん うちょっと見たことある人の方が少ないと思うけど そんなことはないでしょ そんなことあると思いますよ いやそう あのレビューとかコメントとか見ててもあの歌舞伎の興全く分かりませんかっていうのが そうほとんどです 僕もね全然お分かりしないしこないだもあの散々あの Mとかあの外国の大臣客を いやそんなよ自分でも何度も見に行ってます うん あとほらさんからありがたいことにチケットいいて 俺もねいただいたのに見に行かなかった せっかくもらった いやだから見に来た子が他にから そしたらほらそんな興味ない 1回ぐらい見ときゃよかった今思えばね いや一応とかし並みとしてさあと映画をやってるって上において 1 回ぐらい見ときゃよかったのにって思います うんこれ見ると余計そう思いますまあね うんじゃあよろしいんでしょうか 国報出来た軽 もうちょっとなんか 歌舞伎吹き町でやるのかと思いきや 極 ネタバもやってくださいえ ネタバレでございます しネタ割れですやあのすごい両感と質感がねすごかったですね [音楽] うん でも俺お話はねやっぱり想像通りだったなと うんまあまあそうだよねだってよくあるパターンだと思う そうそうそううん ただちょっとその本も読んでなかったので 思った以上に 男と男のなんか友情物語みたいな側面の方が強くて なんかあの血の繋がりま血糖みたいな血筋みたいなお話が軸ではあるけれどもこの 2 人の友情物語でもあったんだなっていうのは そうだよねまそれでやっぱ運と縁とタイミングの話じゃないですか?完全に うんうん だからすごい固有な表現ではあるけれどでも描いてることは非常に不縁的な話だと思うんですよね あとま福はあるの落しみたいなね うんうんまそうですねうん こうもうどんどん変わってきますからね うんだから測らずもこうなるっていうことはよくあるわけだけどなかなか人生って誰も見通せない読み通せないからうん そういう意味で本当に右よがあってね特にこの主役の立花菊保君は 子供の頃ね極道の息子として生まれて多分当時は工業権もあるヤザだったと思うんだけどであのずっとんだね [音楽] ていうかまずっとほら子供の頃にそういう工業を見てるから あの席の党みたいなねかなり本格的なその何まいわゆる歌美容とかになるんだと思うんだけどそういうこともだから身ま似でできるっていうのは [音楽] だからえ俺そこが最初の疑問の出発点で うん 菊ってま結局は舞伎に生まれてないから渡辺県が引き取ってそこでゲを磨いていくわけじゃないですかうん エアコっていうんですか うんうん でものすごい仕きじゃないですか?だけど いやあんなもん仕きのうちが入それが楽しいみたいにじゃないですか だからそのね 出発点で何だったのかなと思うわけですよ うんそこまで芸に惚れ込んだね うん 彼の出発点は何だったのかなっていうのをやっぱ 描いてはいないけど想像はするわけですよ だからまさっきも言ったけどね工業権を持っている親父だから当然映画とかの小屋も持ってるだろうしいわゆる演劇小親も持ってるから多分そこに毎回歌舞伎ね誰かこうやってきてうん あの演じてるのを多分ただで彼は見られるわけじゃないですか だ子供の頃から見てるうちにあれ面白いもんでさあの教育ってそういうもんなんだけど うん 好きじゃなくて見てても見てるうちにやっぱ好きになることってすごい多いわけだよねだから見ま似で関とあんな演じ方ができるわけじゃないですか うんうんいないですよあんな子はめっちゃ だから俺映画を好きになった竹内少年みたいなもんかなと思って まあまあそういうもんだと思いますで本人にもそういう所があるわけよ元々 でこれはねいくら毎日座って見てても 興味関心ない 興味関心がない子だったらまあんななんないわけですよ ところは多分ねあのお父さんお母さんの前で最初はなんかこう剣抜いたり色々ねちゃんバの真似とか色やってるとあお前意外とうまいじゃないかとかなんかお立てられてるうちになんかもっと本格的にああいうこう歌舞伎の円目とかね歌舞伎部とかをやったりするようになると思うんだよねうん そうするともう うん 砂が水ぐらいにどんどん吸収してかもうまいから そうしかもさ親父さんもねお金持ちじゃないですかで工業権もあるじゃないですかじゃお前さちゃんと着物集るから今度お前みんなの前で新会の前やってみろよえいいななんつっちゃってねとみんなもうまいな 綺麗じゃねえかよなんて言われるとまたほらそれなんでそんな笑ってんの いやだからそのところは一切描かれてないんだけどそういう想像はするわけですま ていうかもう容易に想像ですよねですよね でしかもそれがさあのなんか古分のねま子供の頃から多分その古分で拾われてきた子供とね一緒にそういうタッグを組んでやってるわけじゃないうんうん で多分あの子はさまあの多分古分の 1 番下っぱだと思うんだけどその坊っちゃんの相手をしてるから優遇されてるわけだよねそれもあるわけじゃないですかうん だからそういう関係その中でやっぱ彼はああいうなんて言うのかな歌舞伎部用みたいなことをねもうあの子供の頃からできるってところにもうすでにこういう風になる素用があるんだよってことも表現してるわけですよね そこはやっぱ非常にうまいですよ そうですよねうん だからわざわざそれ下手くそだとその部分をまた描いたりするわけじゃないですかうん だけどそういうのは切り捨てて しかもあれ1目ねまるまるやってたもんね そうそうそうそうするとま見てる方はそういう想像ができるしそれがまた楽しみでもあるからなやっぱなかなかだなと思 いやすごいよだからあれ多分さ黒川蒼や君 もう大変だったと思うよあれ黒川君があの城でパッて出てくんじゃないかさ あグかそうやだってあれでさ踊ってる時から彼わかるってのすごいよねうん しかもあれ彼やると余計普段見るとそんなにイケメンに見えないんだけどあれやっぱやるとやっぱこの子ってイケメンなんだなすごく顔立ち整ってんだなっていうのが分かるじゃないですかうん それもまたすごいなと思うんだよね うんだから子供時代もう 1人の相方の 子よりもやっぱ黒川君が引い出すぎて もう明らかに光ってますですもんねうん えでも相手も小山君だけどね いやもちろんもちろんそうなんだけど演出ある そういう設定だからね そうそうそうそうそううん だからこっちはさあこの子すごいなと思いながらしかも黒川君やっぱすごいなと思いながら見るわけです すごいねうんすごかったね今回 いやあのなんだっけ?長瀬正さんもいい役もらったしね ま1発しか出てこない ね死を最後子供に見せてね [音楽] 宮崎さんもあの1発だったけど2 人ともいい役もらって良かったよね まあとはそう結局花池でさ うん修行2人でね 予感を流すことするわけですけど うんうん ま途中なんか俺ちょっとあの視聴者さんも書いてアマデウスっていうかさ うんうんモザルトとサリエりみたいなさ 才能の差がやっぱり明らかに出てくるわけです まこれは昔からこのシネマサロンでもよく喋ってるけど やっぱそのギフトの問題ねうんうん これはもう常にこういう世界には突きまとうしだし今回はやっぱそれモティーフがねまテーマと言っていいのかもわかんないけど大きく 1つありましたよねうんでしかも1 人は血筋じゃないですかそうですそうです で1 人は芸に火い出てるってこういう風な渡辺演じるけさんが演じる炭治郎もね 息子にはお前は血が守ってくれるんやって言ってほであの え当一郎きにはさお前はゲで勝負するんやていうさあの言い方がやっぱまた面白いよね [音楽] そうそうでそれを見てるさま吉田り君のさ 聞くもね あ俺には血はねえな俺には守ってくれる血はないんだっていうね だからもうゲーできるか うん悪魔に魂売るしかないなって思っ 俺は俊ボの血をごくごく飲んでみたいやって言ってたもんねあれなかなかいいセリフだと思うけど うんあれどのくらいのタイミングでね 聞くおは悪魔に魂売ったんですか いやもう子供の頃からでしょ うんそれはもう最初からもう覚悟して 覚悟してると思うよ うんうんどんな手を使ってでも まどんな手ってことはなく やっぱりその死に者ぐでやっぱやるっていうのはあったと思うんだよねうん だから途中でほらドラマ上は一切そういう風なことはあのどっちかって言ってないけど森なちゃんが演じてるさ うんあのなんだっけうん あのあのね娘を役が欲しいがために騙して向するっていう風にま流星演じる俊は言うわけだけど果たしてほらどのぐらい本当なのかってことだよね まそれはだから観客の判断でまほとんどの観客はそうやそうやっと思うと思うけど でもそれもどこまで本当かわかんないからねうん だから俺はちょっと最初はねそこまで騙してると思わなかったんですよ 本当に好きになってたのかもしんないなと思ってたん ですけどうん だそれだからこそ余計さあの最後土佐回りしててさなんかジョーカー官みたいに屋上で踊ってるとこから降っていなくなるじゃないですか うん あれがねちょっとま物が悲しいっていうかね いやさすがに見切ったんでしょあれは だからうん 捨てたんじゃなくて彼女が逃げて 彼女がもうあの見見切ったんだと思う見切ったというも見切ったんだと思うんだよね それがまたねあっていうか ていうかあのほら別にさ騙したわけでもないんだよねそう言い方すると 要するに菊くおっていうのはそういう男ではなかったのに花井一郎という男になってま半治郎をついでねそういう男にならざるを得なかったわけじゃないですかだから騙してるわけでもないと思うんだよね僕は騙すっていう いわゆる僕らが騙す騙されるっていう同技語かって言うとそうではなくて うん 彼のそのえっと生まれて生きている流れの中でそういうことになってるんだと思うんだよね だからまえっと俊望にお前は騙してあのなんだっけ?あきちゃんとやったのかみたいなこと言うじゃないでも言われてもさあ俺騙したのかって多分本人が思ってると思うんだよねうん いや騙したくせに うんそう思ってると思うんだよ だから一方でほらあの花町のねゲ者さんの藤三合さん藤まは もうただのおめかけさん的な扱いで だって本人がそうでいいって言ってんだから いやそうなんですけど だからあまりそこも描いてないじゃないですか うんその 後々の後々の耐久乳さんになるまで一切何もしてない いやでも一番すごいのはお父ちゃんお父ちゃんってあの馬車っていうか者っていうかあの人力者を追ってくじゃない うんだから表面的にはね うんちょっとひどいやつっていうか 芸のために 自分が好きなように生きるみたいなまあとその そうじゃないのもうプライバリティの問題でゲが 1番上だからもうその半次郎 3代目にとっては 1 番大事なものはこれなんだからもう動かしようがないんだと思うんだよね うんうん だから俺見てる時はねそんなにそこまで思わなかったです見終わったら結局こいつ悪いやつかなとも思うわ [音楽] までも普通の一般常識ではクズひどい人ってこと までもほら芸のためなら女も泣かす的なさ まだけどさその芸のためなら女も泣かすっていう歌詞があるんだけど 本人はさ ああ泣くんやってなもんだと思うのよ逆に言うと なるほどなるほど で意識はだからゲしかないと思うんだよね うんだけど一方でさあの悪魔に魂売った的なことをさ 子供に言うじゃないですか うんあれは ちょっとそういう自責のねもあるってことですね いやいやないでしょええ あれはもうお父ちゃんそういう人なんやって言ってんだ で子供に悟してる いや里してるっていうかあれは客観的に事実を言ってるだけだと思うよいや子供が父ちゃん何してんの?神様になったの?いや違うんや悪くまで取引したんやもう事実を言ってるだけだよねうん [音楽] うんじゃあそこにそんな意はなく 意はないと思うナチュラルに出 ナチュラルにだから聞かれたから答えたってとこだと思うなるほど うんそのぐらいのその家族への配慮とか思いとかっていうのはあのあるとは思うんだけどなんたってゲが 1番だからうんうん もう芸の上に成り立つんだったらもう あとはまあま2の次3の次4 の次ってことだと思うんだよね うんじゃあもう1 個別でね今度春江は元々菊の幼さ馴染みで 菊をずっと好きなわけじゃうん ところがあのね足が悪くなって 足が悪くなって違うでしょその前でしょ その前だっけ うんつまりあれだ瞬ボートを連れて逃げ だからけさんが足交通事故で怪我して弾薬を立てなきゃいけない時にうんうん えっと菊をえっと統一郎を大薬にする 映った時に寺島のお母ちゃんが俊じゃないのって言ってうんうん でその時はだから俊房はえっとま芸は統一郎のが上だということを一応自虐的にも感じてるから仕方がないなと思ったけど舞台を見て完全に打ち止めされちゃうわけ まあそうだね 打ち止めされてもうたまれないわけだよね でそれを見たえっと春江は同化するんだよね うん完全に瞬望に 瞬望と同化するんだよねなぜかって言うと は春江目線で見てる一郎もすごく子供の頃から愛してるし一緒に生きてきたんだけど どうやってもその一 自分の手が届かないことことをねもうずっと気づいてるわけだよね だからそれを感じたものすごく強く感じて打ち止めされた瞬望に同化してしまったんだよね その人私と一緒だみたいな 瞬望のセリフがいやんやない逃げてんやないってのことを言うわけだよそれはえっと上もつくづく感じてたことだったわけなんだよね はいなるほど だったらもうこの人と一緒にっていう その言葉で言えばそういうことなんだろうけど言葉にならないぐらいでもうど化しちゃってるから もう一緒にこう歩いてくしかなかったんだと思うあの時の選択として うん それはえっと自分の頭脳の選択じゃなくてうん 春江のその体というかなんて言うの心というかがもう反応してしまって逃げたんやないという瞬望と一緒に逃げることになるわけだよね 周りから見ると 非常にあそこもそのえっと今までの菊をとえの関係性をよく非常に匠に表した 表現だという僕は思いましたけどね そううんうんうん でそれをまたね私は辛抱いてくとかそういう作くだらない言わないとがいいよね しかもさ再開した時になんか色々ぐちゃらぐちゃらとねいや俊ボと出てっちゃってどうのとかさ うんうん なんかぐちゃらぐちゃまた言ったりしないじゃないですかあれがいいんですよあれが素晴らしいい だから見てるこっちは色々考えるしそれが楽しい しかもさ本来映画っていうのはあのその初期じゃなくて色々発達できてる中でねその人間の々とか人間性の関係性だとかそういうものを伺いるしかもその小説と違うのは小説はやっぱりえ紙目線とか本人の主観目線とかで感情とかが浮かれるわけですよでも映画がすごいのはその映像でいかに観客にそれを分からせるかっていう芸術なんですよでも娯楽性を伴うものはそこに説明をどんどんかしてってるわけですよね [音楽] うん だけどやっぱり映画の持ってる芸術性ってそこにあっていかに観客がそれぞれのバックグラウンドで見とるか読み取るか ここが勝負だと僕は思ってるわけだよねうん でもま娯楽性のあるものはまそういう説明がどんどん加わっていくってことも容認してるわけだけどだから国報っていうのはさっきも言ったけどこんなに娯楽的なね公開のされ方を知ってるけど結構レベルの高い映画だと思うんですよね そうですねうんうん だから下手するとやっぱ娯楽映画に慣れてる人たちはもうちょっと説明がないとねとかいくらなんでもあれはちょっと突然よね唐突よねとかっていうところの箇所とかも多くあると思うんだよねまそれをもっと拡大的に考えるとまこの映画を見てもちょっとやっぱりよくわかんなかったとかあまりも説明が足んないとかやっぱりこれはテレビで [音楽] 13 回とかでやるべきだったとかまいう人はいるとは思うんですよねでもこれもまた仕方のないとこかなと思うんですよねうんうん うんでもそのここに描かれてないことを小説で読みたくなるとかってから小説読めばいいんだ全編が 360ページ後編が360 ページのタイプなんで [音楽] これがまたねすると面白くて ええ 本当にカに置くわざる小説ですっごい面白いですよ 間に読んじゃった僕も最初読む前はさなけなおい大丈夫かよって読み始めたんだけど あっあっちゃ映画もあっという間でした いやいやこれもさいやもちろんトイレとか色々ねあったりする人はいると思うけど 全然緩まないじゃないですか 途中もうするらっとさこんなにストーリーテリングがアンチな描き方をしてんのに もうずっとスるスるスるスする見られてしまってそこはなぜかって言うとリズムとスピード感がやっぱすごいと思うんですよ あの編集のこのリズムが うん その例えばポンポンとかっていうリズムとかじゃなくて 編集のリズムがやっぱりすごくいいのでもうずっと見てられますよね うんこれは見うとですよもうあと1 時間なくてもトイレさえ我慢できればね全然見られると思う しかもどのシーンのショットも素晴らしかったもんねこのソフィアエルファニさんのカメラ [音楽] 素晴らしいなと思って うんうん またさちょこちょこちょこちょこいろんなもん挟むじゃない?あの監督があれ気づいてない人も結構多いと思うんだ ちょっと分かりやすいの いやいやもう無理もうあの無理ですよそれは 見た直後だったら言える いや見た直後でも言えないかもわかんない もういろんなショットちょこちょこちょこちょこ入れてってさ いやいやなかなかテレテクだバンバンですよ本当に でもある種さほら意識化の映像みたいなもんでコロンボのね うんうんあのまあれはだからえっと 18コマのうち3コマとか2 コマとかだと思うけどもうちょっとそれは長いけど そのぐらいはっきってどうでもいいんだけどあい挟むことによってその感なく見ている僕らの中に 1 回下効果がイカが入るからどうしてもなんてうかなそこに意識のなんなんてうかなざしがあるわけだよね で戸ざしがあるんだけどすぐ戻るから閉ざしてもすぐ開くわけだよ このやっぱりズムがねもう実に見事でまありろんなとこでそれやってたよね うんうんじゃあTさんはいかがでしたか はいなんかさっきおっしゃられたみたいにやっぱりその円目の取り方がすごかったのでなんか劇場も本当に目の歌舞伎見てるようななんかちょっと緊張感のある [音楽] あるある感じになっててうん すごいそれがなんかだから映画見てるのとちょっと違う緊張感がありました それちょっと多分アンチロマンいてるからだと思うんだよねイカ効果多いしね映画の中に うんそうなんかすごい あ止めるじゃん音楽とかもそうですね で今の娯楽映画であまりやれない手法を結構やってますよね うんそうそれ聞いてるよね結構聞いてる うん あの吉田りさんがもう最後の方国報ななるところでさ車の中で うん あの車の窓干に映るシーンとかは一切音楽とかないんだけどそこがまたいいんですよねい だからそういうの分かってるじゃないですか監督が あのここは音なしで行こうとかっていうのがね うんだからこうまちょっと俺は過剰かなと思うとこもあるけどそれも含めてねちゃんと演出されてるんで うんでも見った後のやっぱこう監視語感がさすごいもう見たって思うもんね いや思いますようん いやでもここまでの映画だとは思わなかったけどねそうなんです [音楽] もっと普通に物語映画に近いのかなと思ってたけど だから見る前はあ3 時間嫌だなぐらいにちょっと大丈夫かなぐらいで見始めたらもう もう一気だよねすみませんでしたね いやすごかったね本当にすごかった すごかったこれは見るべき映画ですよね うんなんかマを自して作ったんだろうなって感じが すごいしましたねうん なんかでもあんま見たくないとかって言ってる人もいたみたいですよね いやそれはさあ俺か 見てないからねだ実際さ多分普通に物語映画でやられるとちょっと 2時間50分鬱陶しいなって思うじゃん そうしかもまあこんな話だろうなみたい しかも俺歌舞伎なんか知らねえしよって思うよね そうそうそう だけどでも見ると聞くとじゃあ違うよね そうそうすっかり持ってかれちゃうじゃ 持ってかれるね見始めたらすぐに持ってかれるじゃない うんさすがですよね いや美術とかさ一生とかも やっぱカメラが本当すごかったし うんこれね 制作いくらぐらいかかって いや結構かかってるでしょうね だってさ 10超える感じですかねどうなんですか あでも俺78かなと思ったけどなああ10 って言われてもまそうかなと思いますま 10って言われても10かなと思う だけどほら結構歌舞伎座とかいろんなあのなんだっぱり協力もしてるし多分あの本人たちの衣装は作ってると思うけど周りの衣装は多分歌舞伎座さんとかが出してると思うんで そうですね都の撮影所 からも出てると思うしまいろんなとこから出てるとは思うんですよ だから多分 見かけほどはかかってないんじゃないかなとは思うんだよね [音楽] うん作り上がりは10 億の見え方をするけど 作り上がりして15 億ぐらいには見えるけど多分色々計算してくとなんか 78億ぐらいじゃないかなと思うけどな うんうんこれでもこのね主演 2人の高速時間も相当長いわけです いやもうだってこれ1 年前から歌舞伎の練習してんでしょじゃないとできないからね となるとギャラも含めて相当ここはかかるわけでしょ ま多分でもそういったって 知れてんの1000万から2000 万ぐらいじゃないのかな?多分うん 1人1人うんまそうだよね ま1000 万ってことはないかもうちょっとかもわかんない 2000万かなうん い勝手なこと言ってるけど 多分そのぐらいあたりじゃないのかな うんまあの自分さんがご本にもねこの映画だったらまだ客を読んでさ [音楽] うん ねしかもこういう役で大変なんですよって言われたらかなり血がたげるよね うんま役者魂としてはね うんうん しかもなんか吉田さんはさなんかどっかのトークで言ってたけど自分じゃなくて違う役者さんがやった方がいいとかいや自分がやるよりも他の役者がやった方がいいんじゃないかっていうものは出ないって言ってんだよねうん うん だこれまさに自分はやりたいやるしかないと思ったんじゃないのかな うん 監督もそうおっしゃったんでしょ?吉田涼さんうん考えられないみたいな ま多分ねリー監督は今回のこのスタッフも含めて これでじゃないと勝負できないって思いは すごい強かったと思うんだけどうん その中でもキャストは うん その思い万端だったんじゃないかと思うんだよみんなすごかったよね うん やっぱりなんと言ってもやっぱあの田中民がもうさっきとも言いましたけど出た瞬間怖いですもんね いやすごいよねこの人 この人怖いなって 迫力は全然違いますよね いやすごいわ本当すごいと思った うんでこれね 委員会なんですけど あの1 番最初にアニプレックスさんが出てくる ま制作感じだからねこれ うんなんでアニプレックスさんなんですかね アニプレックス が俺スタジオ買収したじゃないですか あそういうことか で新たに今回の名前のなんたっけ?ミディアゴンスタジオっていう名前に変えたでしょ [音楽] うんうんうん で多分その実作も行くっていう話があって うんうん あま実作もやったこともちろんあるんだろうけどやっぱこう決的に実に乗り出していきたいっていうことがあって 多分その流れの中で うん国報の映画家企画の権利を うん そのリーサエル監督と一緒なのか先なのかうん 取ったんじゃないかと思ったよね俺も最初にプレッさんが撮ったんだろうと思ったんですけどうん そのスタジオの件全く頭が外れてたから うん ひょっとして最初はアニメにする気だったのかなと思ったんですか それいやニメにもするかもわかんないけどでもそれはないと思いもうね実に乗り出したいんだと思うよ うんなるほど じゃあそのひょっとしたらこの後アニメ化はするかもしれないけどまずは 本はもうライブだと思いますよなるほど うんうんあとねうん 小さんはなんでやらなかったんですかね いやそれ取られちゃったからでしょ 本当はやりたかった いやいかれたらなんでうちじゃねえんじゃと思った 思うよね特にこれ関西歌舞伎だしね うんうん だからこれ正さんがやってたらどうなったんだろうとはちょっと思うんですけど うんそうね そうするとひょっとしたらねわかんないですけどいいやんかどうかわかんないけど支援を舞伎役者さんがやるとかっていう選択肢だった選択肢としてはあるじゃないですか あるよね うんそしたらほら歌舞伎のシーンはもう何もやんなくたってできるわけだから それ失礼もやなちょっと どうしてそういう暴言をあのまあのそこまで時間かけなくても 演目としてやってらっしゃる それだとさやっぱりその演じるっていうことにおいて すごみたい あのいや複雑にはならないよねうんうん うん分かりやすぎる いやそうじゃなく重だよね あのコンプレックスにはならないよねうんこれはさやっぱりさ現代劇のと俳優がいわゆる歌舞伎役者を演じるってことでもあるわけじゃないですか そこにその映画のメタなうんうんうん えっと感覚とその演じるという挙の部分挙と実の部分が複雑になるわけだよねうん うん これがやっぱりこの国報という映画の映画としての国報の 大きな魅力の1 つだと思うんですよでこれ歌舞伎役者さんがやったら多分ピチャッとはまるとは思うんだだけどそうすると一重 になっちゃって会場会を重ねないと思うんだよね うんうんうんそうですねうん 確かに企画の名としてはこの 2人がやる方が 妙はあうんいやてかこの2 人じゃなくてもあの現代劇のやっぱり素晴らしい役者さんが その歌舞伎役者をもじる 1年間しかも株者さんが普段ねえっと 20年30年かけてするなま 1 年間とかでま対得は無理でもその見た時にとしてのその演示をできるようにまで見せるっていうねこれがまたこの世の魅力だと思うんですよ [音楽] 本当に歌舞伎が好きな方もたくさんご覧になってると思うんですけどそうするとやっぱりちょっと物たれないみたいのはあるんですか うんま歌に対してはあるでしょうね うんしょうがないて でもこの演じてる絶さはものすごく感じると思うんですよだってより僕らよりもいかにこの歌舞伎のその演目を演じることの方がえ素人が素人というか演じたことない人たちがその演じることが大変だってことを分かってるのは僕らなんかよりもはるかにしょっちゅかぶ見てる人たちの方がわかるわけだからさ うんうんうん だからま性格のいい方は微笑ましく見ていて まあの厳しい方はまやっぱり無理だよねって言ってるかもわかんないけどね うんでもさ いわゆるその映画としては うん やっぱりその現代劇で歌舞伎を演じたことないような人が歌舞伎役者を演じることのすごさもこの映画のえっとクオリティとコンティの 1 つにこう関わってくるわけじゃないですかそうそう うんこれがまたこの笑顔をより巨大化させてるわけ巨大化し複雑化させてるわけだよね うん ま日本人はやっぱきを演じるのがなかなことじゃないってのは分かってますからね 誰でもそれは分かってると思います うんそれは大変だよねと思いますよねだから しかもこんな映画の中でさその骨がどうのとかって言われたらさうわ大変だて思うじゃん もう体が覚えてやからあんたが忘れたって踊れるんやでみたいなこと言われたらそうなんやろなって思いながらこう見るわけじゃないですかだからそんだけいや相撲とかがなんで稽古は大事なのかって言うと 体が勝手に動くわけじゃないですかそこまでにするのにやっぱり 10年とか20年とか30 年とかかるわけじゃないですかうんうん そうだよね でもそれはま映画の中で役者さんが演じて そうそうそうそう 我ら観客に納得させられるものを演じるっていうところがね そうでもちろんさその芸にはねその本物のえっと歌舞伎役者さんまでにはいかないかもわかんないけどそれを演じようとするエネルギーはやっぱり見てる ま圧倒的に感じ感に通じるじゃないですか それがこの映画の中でゲを追求してくえっと菊と俊助介の思いに重なってくからここがメタってことなんだよね うんうんこれが失敗するとメタメタ 笑えますねちゃんと あのが乗ってるから素直にこっちも反応 関西歌舞伎だけに今が乗ってる良かったね本当に うん ということでえ工業収入なんですけどえ え初登場3位で356 スクリーンですが24万5358 名の来場で アベレージは97万2140 いかに今年期待されてる映画だったかってことが分かりますよね すごいですよね しかもあの皆さんの会でもそうだったと思う結構年齢層広いよね 広い若い人もいっぱい来てた うん カップルで見に来てるデッドムービーでもあったしもちろんそのレ想高いあの見応えの映画を見たるね あのね意外に1人よりも2人3 人で来る人が多かった多分ねあれは1 人で見れじゃないんだろうね俺らみたいのだけだよね 1人で見るのは だってTさんもねTさん2人で見たでしょ うんここ 終わった後ちょっと話したもなるしねあの紅葉用感が すごいよね結構そううん3億4600万円 これは口コみも広がりそうです しかもこれ平日も強いと思うんですよ しかも長いでしょ だからやっぱり年折りはさこれはもうあの混んでるね土日なんかに見ずに平日見た方がいいやってんで僕もだから僕あの珍しくバルトで見たんですけど バルトもう1番でかい劇場ないからうん あのほぼ満でしたね うんうんすごいま80%入ってたかな そうするとさやっぱ熱記が伝わってくるさ やっぱこれは映画館で見ない は映画館で見るべき映画だと思いますよ本当に これはやっぱりちっちゃいモニターとかで あの映画の中の空がいつも言うけどドライアイスの 煙のようにね客席まで降りてきてる映画ですよこの映画は だからやっぱこれは映画館で見た方が絶対いいと思いますねうんだからあのこの長弱をさ [音楽] うんこの3億5000万うん これはなかなか大したもんだと思いますよだからこれ 1周目多分6億から6億5000 万ぐらいまでいくと思うんでま 6億ぐらいかな もうこの長い朝弱のさしかも結構ハードコアな映画じゃないですか うんこれなかなか大変なことですよね でも1周目でだから6 億ということはさますぐに 15 はいくよね多分これその後どのぐらいまでいくかだねこれ へえ こカヌとかに出したのも良かったと思うよね うん これは多分本来で行けばコンぺに出したかったんだと思うけどそこまで行きつけなかったんだと思うけどね なかなかだからその不遍的な映画すぎてちょっとやっぱり映画祭のそのメインコンペで扱いにくいってのもあったと思うんだよねちょっと分かりにくいしね うんまあでも吉田さんの代表さ いやもちろんそうでしょうでしかも去年主演代取ったばっかだしねいくつかのあれでだからま個人的にはねその人に入ってどうのってのはあったけど映画的には今最もだからピークなんじゃないですかね 次ババンバンバンバンバイアも来ます うんうんうん しかもこんだけバラエティに飛んだサクイングに出てる人も珍しいよね そう歌舞伎役者やってパンパイアやるわけですからね [音楽] うんうんすごいよねうん しかもこないだはほらあのなんとかチルドレンね 僕が生きてる2つ世界 うんあれでねこないだ日本映画評価大象のね式もあれも素晴らしかったですよ [音楽] だから作品のねその予算が大きいとかそういうんじゃなくて いやそれあんま関係ない ね本当にやりたいものをやってらっしゃる感じが だネットではさ ねあの人んちに入っちゃったのは国報のストレスからじゃない いやいやだけどその煽り食ったのはバンパイアの方でさ まあね国報は全くの 全くのプロブレムだったね え国報が徒歩にならずにね東方の徒歩にならずにねヴバンパイアが東法になっちゃったね でも結果国報やってからバンパイアのがなんか あ良かったかもしれない このたいみたいそういうのもあるからあるある だからエントとタイミングなんだって世の中はね自分のあれだけではもうままならないことが多いんだから で竜セさんはね もうセ君も今大ピだよねベラボと国報だよこれすごいよね もうベラで歌舞伎見たくなるよねそりゃね なるなるうんうんなかなか見事 いやでも見事な映画でしたねこんなにあの いわゆる娯楽映画の356 スクリーンに出てく映画でここまで作られちゃったらこれちょっと他の人たちうん 色々考えるよね望シットだったり うんいやだからねもうプロデューサー的目線で言うとさもうやられました参りました元々あんた作れないでしょ [音楽] いや無理ですよこんなのもうまず無理ですはいはあみたいな うんいやすご どの口が言ってんのって言われますよ うんだからねもう本当羨ましいです いやすごい映画でしたねちょっと見てびっくりだね うんでも裏側は大変だと思うんですよ いや大変だったと思いますよこれは うんうんよくぞって感じだよねね で多分リサイル監督も 1作1 作やっぱ腕を上げてる感じがするんだよね うんだから国報のやっぱりこの作り上がりを見てしかもこれ娯楽映画として 4 に出さなきゃいけないっていうプレッシャーもあったと思うんでそこをやっぱ見事に軽るとクリアしたのは本当に監督としてまた一感向けたんじゃないかなと思いますよね 俺あのあと何気に好きなシーンをねここ あああのふざけなんてねっていうのを 2 回やるじゃないですかあれがまたうまいなと思う またあれがほん音でなのがねてて痛々しくて切ないんだよね うんあれがすごい良かったですね でもやっぱこの2 人の友情が壊れないのはすごいと思うよねな んだかんだうん そんだけやっぱあの若い時にさ一緒に切磋琢磨してたあの 要するに体が覚え込んでく覚え込む季節にね やっぱりこの育組んだ情はさやっぱなかなか食れないんだろうなと思うよね うん で最後ねそのたち逆にやった時の足がもうね もうあのねあ痛い もう辛いでしかもあのほらあの花道の通路のとこでさあの出てかなきゃいけないところを倒れるからさ うん で多分あれ観客でよくわかんない人はさそういう演技だと思って見ちゃうわけじゃないですかうん あの辺もメタな感じがしてすごい良かったよねうん うんいやお見事でした いやあまた舞台が綺麗に取られててね うん見事でしたね で普段だから観客席から見てる位置で見えない 俯瞰のショットとか遠くから見るショットとか 実に綺麗に捉えていて うん 本当に歌舞伎見たくなる人も多いんじゃないですよね そう今なんか2人道場寺とか2 人詐欺娘とかやったら結構お客さん帰るんじゃないのかな結構 [音楽] うんうんやっぱり玉三郎さんとかそういうのも参考にされてるんですかね もちろんモデルは多分玉三郎だと思うですよね あの本当は玉三郎さんはね普通のご両親にまれてなったじゃないからねうんでなんか それでちょっと調べたらなんかそもそもなんか麻痺を直すために稽古 あのご両親があの踊りの練習がいいんじゃないかって言ってそしたらはまっちゃって麻痺も治って それきっかけで株機会に入るなった ま完全なからねあの人はねうんうん だからまモデルはやっぱり玉三ブロネットにおいて吉田先生はこになったんじゃないかと思うけどねうんうん そうじゃないとねなかなかやっぱり うんリアリティのある話にできないですね 途中あんないなくなって戻れるのかなと思うけどね うんあんなあのど回りとかしてって うんまでも腹は帰れないお前ちょっとじゃあやるかみたいになるんですかね いやだからあの経過がね あれ読んだはずなんだけど覚えてないから 映画では説明あんましてない そこがまたいいんだけどねい いよねうんうん ま色々あったんだろうなみたいなね うん 最初に喧嘩するさあの三浦高色とああいう関係になんのもなかなかいいよね いいよね うん最初お前なんかどうせ部アなんだら 途中で見てる時にこれは花池を彼がつぐってシェイとかっていとこもなかなかいいしねあれがねで後ろでそれをさセ君が聞いてるじゃないあの辺のさあのうまいよね配置とかもね本当よくできてると思う ということでなかなか素晴らしい作品で今年を代表する作品だったと思います [音楽] うんま多分記ネ順のベストの上位に来そうな感じはしますよね あんま見たくないっていう人にもおすすめです 今遅いってここで言ったってだから最初に抜いてもらうしかないのこ うん いやこれはあのねあの先週の自分に対する自虐コメントです ああ自虐なんだはい自虐かうん 映画は見てみないと分からない 当たり前だぜそんなこと はい いやでもこの映画本当見ないとちょっとわかんないね ここで言うのも遅いけど 見ないともったいない いやすごい映画であることは間違いないですよ本当 えということで劇場でご覧になることをお勧めしたいと思いますえ本日はここについて語ってまいりましたどうもありがとうございました [音楽] [拍手] [音楽]
26 Comments
すごい盛り上がりですね❗️
観た直後の感想は、竹内さんの言う通り「なんか凄いもの観た」でした。そして家に帰って玉三郎さんの「鷺娘」をYouTubeで検索&視聴しちゃいました。
この映画で、歌舞伎に興味がわく人、増えそうですね。
酒匂さんの「歌舞伎を観たことない」コメントは、以前、淀川長治さんの「男の人は、芸術を観ない(歌舞伎やバレエ等、広い範囲で言っていたかと)。劇場で声をかけられたと思ったら、おすぎさんだった」というインタビューを思い出しました。
違ってたら、すみません。
かく言う私は、女性ですが、歌舞伎は小学生の時の行事で観たのと、友達に連れて行ってもらった1回だけ。
褒められたものでは、ありません💦
毎月昼、夜鑑賞している歌舞伎ファンです。そして横浜流星さんのファンです。
『国宝』の公開、心待ちにしていました。
歌舞伎の場面、素晴らしかったです。良くぞここまでという感じです。3時間があっという間でした。
沢山の人にこの映画、そして歌舞伎も観て欲しいです。
歌舞伎役者さん達の間でもとても評判になっているようです。
普通に生きてたら、たぶん歌舞伎とは交わらない人のほうが圧倒的に多いと思う。
本当に凄かった…。家族が日本舞踊をやっていますが、感動しきり。
こんなに重厚感のある映画を久しぶりに見ました。間違いなく今年一番ですね。
いい再生数の伸びですね!
わた婚超えなるか…!?
歌舞伎をわりと観る人間としては、歌舞伎の芯の部分が濃密に描かれて、なんとよい映画を作ってくれた!と拍手したいです。退屈で分かりにくい伝統芸能、ではない、歌舞伎ってまさにこうなんです。
出演者誰かのファンと言うのではないのですが本日この映画を観て早く2回目が観たいと思う素晴らしい映画でした。
役者の皆さんに感服です。
『国宝』の動画拝見したら、また観たくなってきましたよ〜! 動画でも話に出ていて、コメント欄に書いておられる方もいらっしゃいますが、説明するセリフが少ない点は、私もこの作品がすごく良いと思った理由の一つだと感じます。アンゲロプロス作品やキューブリックの「バリーリンドン」なんかが好きな理由もその辺りなんです。
「バリーリンドン」の主人公、まったく感情移入できませんが、なぜかものすごく画面に目を奪われてしまう画作りは、「国宝」にも当てはまると感じます。ただひたすら画面の中の光景に圧倒され目を奪われ続けているうちに終わってしまったというのが正直な感想です。そういう作品には滅多に出会えませんので、そのような作品を映画館で観られて幸せです🎵
確かに、暴言ですよー😂歌舞伎役者がやるなら、歌舞伎座で観たらいいんです。何を見てほしかったのか、歌舞伎役者を演じている喜久雄と俊介の生き様なので、俳優がやる意味があるのです。歌舞伎役者をやって終わりじゃなく、その先のふたりなので😊
これに限らずですが、3時間近くあるの映画はインターミッション入れてほしいです。
3時間があっという間でした。
吉沢亮さんも勿論のこと、幼少期を演じた黒川想矢さんも素敵でした。
さらば我が愛 覇王別姫を思い出しました。
これ見たら吉沢亮許さざるを得ない
今は亡き文化人たちにこの映画を見せて感想を聞いてみたくなりました
1年じゃなくて、1年半だと思います。半年もの時間を端折られるのは、ちょっと…
豪華絢爛な絵巻物を見ているみたいな、美しい映像でした。吉沢さんをはじめ俳優さんの演技に圧倒されました。
でも、わたしも酒匂さんと同じで、余韻でたなびく映画ではありませんでした。
春江はどうして俊介に付いて行ったんだろう?とか、映画を見終わった後、色々考察する事はありました。
竹内さんは、「それを余韻たなびくと言うんじゃないの?」とおっしゃっていましたが、わたしが思う映画とは違いました。
わたしが思う「余韻たなびく映画」は派手な演出はないけど登場人物に共鳴し、鑑賞後にゆっくりと静かに心に沁み込む映画だと感じています。
「国宝」は圧巻の映像が深く脳裏に刻み込まれましたが、心に静かには沁みませんでした。
俳優さん達の素晴らしい演技や、美しい歌舞伎の舞台を映画館で鑑賞出来て良かったです。大満足です!
酒匂氏、エンタメ世界で仕事している人間がこの年齢で歌舞伎、能、狂言、一度も観たことない、の発言に驚きました。竹内さんの大人の嗜みに同感。
怪物や去年のBISHUでの素晴らしい演技で、黒川想矢くんには注目していました。
素晴らしい役者になりました。
上映中は圧倒されました、涙が溢れました。
この作品に向けた演者の熱量に没入感が深かった。
なにより自分が好きな映画を竹内さんが褒めてくれたのが嬉しい。
国宝
僕は歌舞伎を一度も観劇したことがありません。
ただ歌舞伎の世界が一子相伝であることは分かっていて、たとえ親子であろうとまるで他人のように厳しい稽古をすることは本作でも十分過ぎるほど描かれています。本作の主人公はその血筋ではない男です。だから血筋には悩まされる人生です。ただ幼少の頃から息子である血筋の少年と稽古を一緒に重ねられたという経緯は時に厳しく、時に微笑ましくも感じられました。だから出自こそ違っていても二人の少年の成功と失敗の人生の物語です。そのそれぞれに交互に明暗が訪れて最後は血筋ではない喜久雄が日の目をみます。
また冒頭に表記されたように初期の時代は風紀の乱れを恐れて女性の役も男性が演るといった「女形」には歌舞伎の家に生まれた女児のその後の悲哀や妾の女児と生まれて愛されなかった女性の悲哀も感じられました。関わる多くの人に影響を及ぼす厳しい世界です。
その厳しさが歴史ある伝統芸能としてずっと君臨してこれたのでしょう。これは相撲界にもいえることだとも思います。
ストーリーとしてはかなり切れ切れになっていたし、それぞれの心理状態が曖昧なまま急に次の展開へ続くので理解はしづらい内容も多かったです。
ただ、それを補って余りあるほどの取ってる絵の美しさ、シーンとしての強さです。俳優さんの演技と撮影に関わった人々の情熱が全てのシーンに説得力を持たせるんです。考えずに感じる映画だと思います。とても良かったです。
予告編では「ここまで‼️」とは想像つかなかった。吉田修一原作、李相日監督のタッグは「悪人」「怒り」と観てきて絶対見逃せない、とは思ってましたが。
出演者も一人一人が固有の世界を創り出し、スタッフも素晴らしい仕事をして、それらすべてを一つに結集した監督の力量は卓抜でした。
歌舞伎という伝統芸術の奥深さ、「人間」を描くドラマとしての質の高さを、海外に向けて発信する作品でもあると思います。
左の人意見被せすぎじゃないですか?笑
質感と量感が凄かった。
画の美しさも圧倒的。
田中泯の女形独特の話し方も、鷺娘も手の演技も素晴しかった。
仕事の関係で京都東寺に境内で行われた
ジャパンプレミア試写会に関わりました。
私は前日の仕込みのみ現場にいましたが
本番に立ち会ったメンバーが仕事の合間に試写を観て
ついつい見入ってしまった。面白かったと言ってました。
試写会は屋根もない境内で
雨が降ったらどうするのかという不安もありましたが
無事に終わってよかったです。
私も後日映画館で鑑賞。
なかなかよかったです。
特に未発表キャスト瀧内公美さんが最後の方に
構えてカメラから顔が見えて確認できた瞬間、
チラシにも記されてないのに瀧内推しには得した気分でした。
1シーンのみですがセリフもバッチリ決めてくれましたね。
東宝さん試写会だけでお金かかってます。
でも試写会観た方、3時間あのパイプ椅子でお尻痛くならないか
ちょっと気になりましたが。。。。
専門の歌舞伎役者じゃない吉沢さんや横浜さんが演じるのが良いのだ、という意見にうなづける半面、彼らの踊りと玉三郎や猿之介の踊りとを比べてはならない(はるかに劣る)という歌舞伎通の方々の意見も、きっとそうなんだろう、と推測できるところではあります。
原作が長編なこともあり、ネットフリックスなりNHKなりで、本職の歌舞伎役者を使って連続ドラマ化したものを作ってもらえないかな、そういう映像作品も観てみたいな、とは思います。
6/16日、日本橋で観てきました。
まあ、凄かったですね。メインのお二人は勿論、田中眠さん・・・。
酒匂さんの予想したストーリー(血筋と芸、襲名・・・)は、半ばで尽きたんじゃないでしょうか。
(それ以前に、映画に圧倒されていました)
そして「これからどうなるのか?」「そういえば、この映画は “国宝”・・・」
お手伝いさん?の和田光沙さん、辻凪子さんが並んで出ていて、脇役も贅沢?
瀧内公美さんが、こんなところに!
私も、歌舞伎は生で観たことが無いですね。
能、狂言は、新宿で薪能(野村萬斎さん 他)を観に行ったことがあります。