韓国で大ヒットしたドラマ『あやしいパートナー』が日本でリメイクされ話題に。
原作はラブコメとサスペンスを融合させた構成で高評価を得た。
日本版はアイドル主演で若年層にアプローチし、Disney+で世界同時配信も開始された。

『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』画像出典=©SBS Drama
2017年に韓国で放送されたSBSドラマ『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜(以下、あやしいパートナー)』が、日本でリメイクされ再び注目を集めている。
韓国版の成功と、その魅力をどのように日本版が受け継いでいるのか。そして5月14日よりDisney+を通じてグローバル配信が始まり、韓国でも同作への関心と期待が高まる模様。今回は、原作である韓国版『あやしいパートナー』の成功要因を紹介したい。
まず原作である韓国版は「甘いロマンスと緊張感ある法廷ドラマを融合させた異色のラブミステリー」として評価されていた。
特に20~49歳の視聴層では6週連続で視聴率1位を獲得。主演のチ・チャンウクとナム・ジヒョンは、リアルな感情表現と息の合った演技で視聴者を引きつけたようだ。
脚本を手がけたクォン・ギヨン作家は、ロマンチックコメディにスリラーを織り交ぜるという試みで「食傷気味なジャンルを超えた」と評価されている。
緻密な構成の中で複雑な人間関係、連続殺人というサスペンス要素、そして徐々に明かされる過去のトラウマが、視聴者の好奇心と共感を同時に刺激したとの事。
演出を担ったパク・ソンホ監督は、同作の名シーンと数えられる“無音キス”など、感情の動きに寄り添った丁寧な演出で物語の緊張と緩和を自然に引き出したと絶賛された。
このような完成度の高い作品をベースに日本版『あやしいパートナー』が制作されお披露目に。主演はFANTASTICSの八木勇征と元日向坂46の齊藤京子。検事と司法修習生という立場を持つ2人が、偶然の出会いをきっかけに運命的に交差しながら、恋と真実に迫っていく物語となっている。
「ロマンティックコメディとサスペンス要素の調和を意識しつつ、日本的な感性が加味されている」とされ、若年層を意識したアイドルキャスティング戦略も注目されているようだ。実際、放送開始とともにSNSでは「原作の雰囲気をうまく再現している」「日韓の文化差が面白い」などの声が見られ、日本版独自のアプローチが肯定的に受け取られているようだ。
また、5月14日からはDisney+を通じて世界同時配信も開始。韓国ドラマのリメイク作品としては異例のグローバル戦略に対し、韓国マスコミからは「グローバルにおける韓国コンテンツの興行性がすでに証明されているからこそ、応報が容易」と分析している。
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