DCスタジオが、映画『スーパーマン』の最新予告編を公開する前にティーザー映像を公開した。新しいヴィラン、Hammer of Boraviaの姿も確認できる。
注意：この先『スーパーマン』のネタバレとなり得る記述があります。
ティーザー映像には、スーパーマンが重装備のHammer of Boraviaと戦うシーンが登場する。Hammer of Boraviaは飛行能力を持ち、目からレーザー攻撃を繰り出すことができるようだ。これはジェームズ・ガンが本作のために生み出したオリジナルキャラクターで、昨年公開されたプロモーション用資料であるデイリー・プラネット紙の一面で初登場していた。
High res “Grodd” News Paper and everything it says (Details found by FoxAteMySushi)
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デイリー・プラネット紙の記事によると、Hammer of Boraviaは「スーパーマンがボラヴィアの政治に介入したことに対する報復」としてメトロポリスのダウンタウンを襲撃したという。これにより2000万ドル（約29億円）超の物損が生じ、22人の民間人が病院に搬送された。今回のティーザー映像と、このあと公開される完全版の予告編では、スーパーマンがこの「スーパーパワーを持った謎の人物」と戦う様子がお披露目されるようだ。
クラーク・ケント自身が執筆したこの記事には、続けてこう書かれている。「ボラヴィアはここ数週間、隣国のJarhanpurに侵攻したために世界中で何度もトップニュースとして報じられてきたが、その戦争はスーパーマンによって迅速に終結した。ボラヴィアのVasil Glarkos大統領は、Hammer of Boraviaは国家政府の代表ではなく独立した自警団員であると主張しており……」
ファンの間では、Hammer of Boraviaの正体についてさまざまな推察がなされている（通説では悪のスーパーマンであるウルトラマンとされている）が、本作でスーパーマンが立ち向かうヴィランたちについては少しずつわかってきた。レックス・ルーサーのほかに（ティーザー映像ではニコラス・ホルト演じるレックス・ルーサーの新たなシーンが確認できる）、前述のウルトラマンとHammer of Boravia、そしてマリア・ガブリエラ・デファリア演じるエンジニアが登場する。
『スーパーマン』には、デヴィッド・コレンスウェットがクラーク・ケント役、レイチェル・ブロズナハンがロイス・レイン役、ミリー・オールコックがスーパーガール役、ニコラス・ホルトがレックス・ルーサー役で出演。脚本と監督はジェームズ・ガンが担当する。2025年7月11日に日米同時公開予定。
Wesley Yin-Poole
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