2025年5月10日

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鑑賞方法:映画館

以前テイラー・スウィフトのライヴツアーを収めたコンサートフィルムをDisney+の配信で見た時、日本人アーティストだったらAdoの歌声を劇場大スクリーンで聞いたらスゲーんだろうなぁ…と思っていたら、
昨年、Adoが東京・国立競技場で2日間に渡って開いたワンマンライヴを期間限定でスクリーン上映。
こ、これは…! 音楽に疎く、普段から音楽もあまり聞かない私だが、Adoのあの歌唱力には惹かれるものがある。
と言う事で、自分でもびっくり、観に行っちゃいましたよ。それも隣町の映画館まで。
こういう作品どころか、アーティストのライヴにすら行った事の無い私。ちょっとワクワク。特別興行で普段よりチケット代が+1000円だったのには驚いたけど…。

現在の日本のミュージックシーンの歌姫と言っていいAdo。
インディーズシーンから彗星の如く現れ、顔出しNGのアーティスト。2020年にメジャーデビュー。コロナ禍の鬱憤を晴らすかのような『うっせぇわ』は強烈インパクト。一度聞いたら耳から離れない。
『ONE PIECE FILM RED』では『新時代』など楽曲提供や劇中キャラ、ウタの歌唱シーン担当。賛否真っ二つに割れたが、さながらAdoのショーでもあった。
お気に入りが『唱』。この年の紅白だったか、大迫力の歌唱力に圧倒された。
Adoの楽曲を全て知ってる訳でもなく、聞いてる訳でもない。でも、機会あって聞いた楽曲の数々に非常に惹き付けられる。珍しく自分でも、今気になるアーティストの一人に。
さてさてそんな折り、念願(?)の劇場大スクリーン体験。その感想は…

バカみたいな私。Adoの歌声を聞くといっつも思う。喉、痛めない…?
そう思うくらいの声量、迫力、パワフル、高揚、圧巻。
開幕曲は勿論『うっせぇわ』。Adoの歌の世界に一気に引き込まれる。
顔出ししないミステリアスさ。ダークテイストの楽曲の数々がクール。
シルエットでも魅せるパフォーマンス。素顔はイメージ画像通りの期待を裏切らないビジュアルだと信じております。
力強く、心からの叫びのような歌声。
一転してしっとり系の曲ではパワフルだけではない哀切さや美しい歌声に聞き惚れる。
凝ったステージ演出を、スクリーン上映ならではの編集、音響、映像で。これら実際のライヴ会場では体感出来ない見せ方が有り難い。
劇場大スクリーンで聞く『唱』は格別。『唱』からの『踊』は鳥肌もん。
前半締め括りはやはりこの曲。世界、人々、文化、Ado自身を思い繋ぐ。“新時代”へ。
後半はスペシャルコラボ企画。B’z松本孝弘と初音ミクの登場はサプライズ。
時折挟むAdoのマイクパフォーマンス。デビュー前の悩み苦しんでいた時…。自分の歌で何か伝える事が出来るのか。周りの奏者やスタッフの支えへの感謝を忘れず。歌い手として、人々へ、世界や文化へ。その思いに胸打った。

たっぷり堪能していたら、あっという間の約140分。もっと聞いてても良かった。
劇映画だけではなく、たまにはこういうのを見るのもいいね。

今年、2度目の世界ツアーを開催。
この世界ツアーもスクリーン上映しないかしら…? また観に行っちゃうかも…?
心臓が激しく躍動するほど。
Adoの歌声と時代が席巻する…!

近大

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