1975年4月25日、伝説のバンドの、伝説のアルバムが、発売されました。SUGAR BABE、『SONGS』。
発売から、今年で、50年。この半世紀、世界が目まぐるしく変わる中、シュガーベイブが紡いだ楽曲は、
私たちの人生に、どんな通奏低音を鳴り響かせてきたのでしょうか。
この番組は、そんな『SONGS』の魅力を、世代を越えて感じていただくプログラム。
曲にまつわる、4つのオムニバスラジオドラマと、豪華ゲストの饗宴をお楽しみください。
生田絵梨花
Ikuta Erika
一ノ瀬颯
Ichinose Hayate

長塚圭史
Nagatsuka Keishi

まりあ/山岸功/斎藤晃一
長島菜々子/井口祐一/伊藤圭太
山下達郎
Yamashita Tatsuro

制作統括:高橋智彦(TOKYO FM)
構成・脚本:北阪昌人
脚本:北浦勝大
演出補助:大塚眞司
企画・演出:山岸清佳
第一話
『いつも通り』
出演 長塚圭史/まりあ

第二話
『雨は手のひらに
いっぱい』
出演 山岸功/斎藤晃一/長島菜々子/井口祐一

第三話
『DOWNTOWN』
出演 土岐麻子/伊藤圭太
サポートギタリスト 高木大丈夫

第四話
『すてきなメロディー』
出演 木村多江/生田絵梨花

第一話
『いつも通り』
出演 長塚圭史/まりあ
とあるレコードショップにやってきた外国人の若い女性。
英語をまくしたて、あるレコードが欲しいと言っているようだ。
店主の佐々木は、彼女が求めるレコードがシュガーベイブの『ソングス』だと知る。
しかし、お店にそのレコードはない。
女性は『ソングス』の中で、特に「いつも通り」という曲に思い入れがあり・・・。
店主の佐々木が彼女のためにとった行動とは・・・。
第二話
『雨は手のひらに
いっぱい』
出演 山岸功/斎藤晃一/長島菜々子/井口祐一
定年を間近に控えた柿枝のもとに、一本の電話が入る。
それは、学生時代、お世話になった先輩・本条の訃報だった。
住み込みで新聞配達を配っていた学生時代、雨が嫌いだったあの頃。
柿枝と本条がうちとけるきっかけになったのが、『ソングス』だった。
本条の娘によれば、彼は、柿枝にあるものを遺したという・・・。
第三話
『DOWNTOWN』
出演 土岐麻子/伊藤圭太
サポートギタリスト 高木大丈夫
藤田青葉は、今もシンガーとして、クラブやカフェで歌っている。
彼女を音楽の道に導いたひと・・・それは、大学時代に出会った陽介。
彼は、シュガーベイブが大好きだった。
音楽で食べていくと豪語していた彼と、深く考えず軽音楽部に入った青葉。
二人の不器用でせつない出会いと別れを思いながら、青葉が歌うのは・・・。
第四話
『すてきなメロディー』
出演 木村多江/生田絵梨花
沙織の母・美恵子は、天然でとことん明るい楽天家。
しかし、沙織は、ときどき母が口ずさむ曲に、ドキッとしていた。
それはどうやら母が青春時代に好きだった曲らしい・・・。
「♪夜ふけのさみしさ ひとりの時は
心の片隅の夢を開けよう」
偶然、母の昔の思い出を知った沙織は、その曲の意味を知ることになる・・・。
劇中ラジオ番組
「SUGAR BABE 特別企画」
出演 山下達郎
ナレーション
大貫妙子




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