▼自己紹介

 初めまして。北海道大学公認サークル、北海道大学チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」と申します。私たちは日本でも有数の長い歴史を持つマンドリンオーケストラであり、2023年には創設100年という節目を迎えました。主な活動内容としては定期演奏会や他大学(小樽商科大学・京都大学等)との合同演奏会、不定期で行われる依頼演奏等があり、部員一同この北海道の地で日夜練習に励んでおります。

 

▼プロジェクト立ち上げの背景

 コロナ禍において演奏会や行事の開催が制限された影響は大きく、およそ100人いた部員数は現在26人まで減少しました。それに伴い、部費収入が大幅に減少しました。部費の徴収額や用途、演奏会・行事の開催の形などにおいて、現在の当団体の規模に合わせた見直しを進めることで少しずつ復興していますが、いまだ活動の様々な面に金銭的な制約があります。

 

 特に深刻なのが、備品楽器の修理・保全の問題です。 現在、当団体の備品楽器には修理が必要なものが多くあります。特にマンドラ・テノーレパートとマンドロン・セロパートの部員は、全員備品楽器を使用しているため、修理が必要な楽器でもそのまま使わざるを得ません。新入部員を迎えることを考えると、万全な状態の楽器は圧倒的に不足しており、今後の活動継続に支障をきたす可能性があります。

 

 最も困難な時期には、OB会の皆様からの温かいご支援に助けられてきました。ここに改めて心から感謝申し上げます。これから先も当団体が活動を継続するためには、私たち自身で持続可能な活動の形を模索する必要があります。まずは、必要な楽器の修理・保全を進め、部員が演奏に集中できる環境を作ることで、新入部員を受け入れられる体制を整えます。部員が増加すれば、部費収入によって安定した運営が可能になると同時に、運営の負担を分散することができるようになります。部員たちが演奏にも運営にも集中できるようになることは、演奏会の質の向上にもつながります。

 

 私たちは、より良い音楽を追求すること、そしてそのために、自立かつ安定したサークル運営が出来るようになることを目標としています。本プロジェクトによる楽器修理資金の調達は、目標達成のための第一歩です。

 

 

▼プロジェクトの内容

いただきました寄付金は、当団体が所有する以下の備品楽器の修理に使用させていただきます。

 

・マンドラ・テノーレ:1台修理(駒とフレットの調整、表面板の割れと裏板の修理)

 

 

・マンドロンセロ:1台修理(ネックの虫食いの修理、フレットの打ち替え)

 

マンドロンセロ(クラシコA)/虫食い箇所

 

 

楽器の修理は「北海道大学チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」第101回定期演奏会」が開催される2025年12月までを目指しております。

ご支援いただいた皆様には、本演奏会の招待券をお送りいたします。

 

<演奏会詳細>

日にち:2025年12月27日(土)

場 所:コンサートホールKitara 小ホール

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 皆様からの寄付金を元に少しでも多くの楽器を修理・整備し、より多くの新入部員を受け入れられる体制を整えるとともに、アウロラを応援してくださる方々へより良い音楽をお届けできるよう力を尽くしてまいります。

 この度100周年を迎えたアウロラが、この先200年300年も皆様に愛され続けるマンドリンオーケストラでありますように、皆様どうか温かい応援とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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