報道の自由とその責任の在り方を問う/映画『セプテンバー5』特別映像

第82回ゴールデンクローブ賞作品賞(ドラマ部門)に続き、第97回アカデミー賞脚本賞にノミネート!史上初めてテロが生中継された日を追う圧倒的緊迫感の90分『セプテンバー5』特別映像「舞台裏編」解禁!

1972年9月5日、ミュンヘンオリンピック開催中に起きた、パレスチナ武装組織「黒い九月」によるイスラエル選手団の人質事件。本作は、突然世界が注目する事件を中継する事になったTVクルーたちの視点で、事件の発生から終結までの1日を90分間ノンストップで描き切る。

放送のルールが未だ明確化されていない時代。全世界が生中継を通して、初めてテロリズムの脅威を目の当たりにしたその日、<報道の自由><報道される被害者の人権><報道がもたらす結果の責任>といった、現代社会を生きる私たちにも通じる問いが投げかけられる。

ジョン・マガロ、ピーター・サースガード、レオニー・ベネシュ、ベン・チャップリンといった実力派キャストが出演し、プロデューサーをショーン・ペンが務めた注目作『セプテンバー5』の特別映像「舞台裏編」が到着した。

「脚本を読んですぐにやると決めた」と脚本に惚れ込んだショーン・ペン。ピーター・サースガードもまた「見事な脚本で、物語の伝え方を熟考してある」と、ティム・フェールバウム監督自身が執筆した緻密な脚本を絶賛。

ジョン・マガロは「このテロ事件を報道したのが(テレビのニュース報道局ではなく)スポーツ中継班だとは知らなかった」と振り返る。本作は、オリンピック中継のために現地入りしていたニュース番組とは無縁のスポーツ番組の中継クルーたちが偶然出くわした事実を描いている。

プロデューサーのジョン・イラ・パーマーは、他にもこの事件をテーマにした映画はあるが、本作は「一線を画している」と自負。

監督とともに脚本を書き上げたモリツ・バインダーは「1972年の事件を新しい視点で届ける。現代に生きる人にこそ見てほしい」と熱く語り、本作ではプロデューサーに徹したショーン・ペンも「最高の美術チームが作り上げたセットが、俳優の魅力を引き上げると証明した」とセットデザインにも自信を見せる。

1972年当時の中継スタジオを徹底的に再現するため、制作チームは個人収集家や博物館、放送局の倉庫に至るまで調査。監督やキャストたちも、セットの隅々に置かれた実際に動く1972年当時の機材に「(本作が描く1972年当時の)世界に入り込める」と口を揃える。CG合成のブルーバックの前で演技するのではなく、セットにある実物に触れて体感でき、半世紀もの時間を自然にタイムスリップできる撮影現場に感動しきり。

本作の大部分がこの事件が起きたミュンヘンで撮影された。今回撮影された映像と1972年当時の映像を組み合わせて、ひとつのシーンに仕立て上げる斬新な映像を生み出したのは、監督も信頼する編集のハンスヨルク・ヴァイスブリッヒだ。

「観客が物語に没頭できるようにテンポの速い作品にしたかった」と、本編を96分に凝縮し圧倒的なスピード感で観客をエンディングまで誘う編集の意図を明かした。
『セプテンバー5』は2025年2月14日公開

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