「ロックの殿堂」入りも果たした伝説のミュージシャン、ボブ・マーリー(1945年-1981年)。36年という生涯の中で輝き続け、亡くなった後もミュージシャンのみならずさまざまなカルチャー、思想に大きな影響を与えている彼の波乱万丈な生涯を描く映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE(原題:Bob Marley: One Love)』が、東和ピクチャーズ配給で5月17日より公開される。

 全米では公開から2週連続の首位を獲得(Box Office Mojo調べ)し、イギリス、フランスでは公開初日興収が『ボヘミアン・ラプソディ』を超え、音楽伝記映画史上最高の初日興収をたたき出すなど世界中で記録づくめの“ONE LOVE”旋風が、いよいよ日本上陸。

 各国の政情不安などが連日報道されたり、一人ひとり目の前の人生に悩みながら日々生活している現代社会においても、国境も人種も言葉の壁もすべてを超えて響き渡るボブ・マーリーの歌は、まさに今こそ世界が求めているもの。一足早く本作の公開を迎えた国々を中心に、映画の、そして表題曲♪「ONE LOVE」の旋律とエナジーに心震わされ、ストリートからもたくさんの歌声が聞こえてくる様子を収めた特別映像が完成。

 ボブ・マーリーの実の息子であり自身もグラミー賞常連アーティスト、本作にも音楽監督として携わっているスティーブン・マーリーから「『ONE LOVE』が発売されて40年になるが、今も世代を越えて歌い継がれている。僕たちと一緒に歌って、皆でひとつになろう」と呼びかけると、欧州、北米、中南米といたるところで、ミュージシャンたちそれぞれの思い思いの表現で♪「ONE LOVE」が歌われていく。

 みな笑顔で、喧騒を忘れるような穏やかさに包まれ最高の気分にさせてくれる映像。ボブは日ごろから音楽の持つ力が人々をひとつに団結させ、“気分を上げる”ことにも役立つと感じていたそうで、まさしくそれを証明するような仕上がりだ。

 映画でもボブの人生を通してその信条が築かれ、人々が共鳴していった当時の様子が描かれており、レイナルド・マーカス・グリーン監督も「彼は、自分の音楽を聴いてくれる多くの人々と、時間や思いを分かち合いたかった。早すぎたボブの死だが、世界には音楽のギフトを遺してくれた。しかし、彼の真実の姿や葛藤は誰も知らない。この作品は、ボブ・マーリーや彼の音楽を知らない子供のために製作したから、新しい世代にもファンが生まれてくれたらいいなと思う」と力を込めている。

 ボブが亡くなって以降に生まれたであろうミュージシャンがこの映像にも多数映し出されており、この映画の公開によってますます若い世代へと広がっていくはずだ。ぜひ劇場で見届けて欲しい。

監督:レイナルド・マーカス・グリーン(『ドリームプラン』)
出演:キングズリー・ベン=アディル(『あの夜、マイアミで』)、ラシャーナ・リンチ(『キャプテン・マーベル』)
全米公開:2024年1月12日
日本公開:2024年
原題:Bob Marley: One Love
配給:東和ピクチャーズ
(C) 2023 PARAMOUNT PICTURES
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#ボブマーリーワンラヴ

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