17年前、49歳で突然この世を去った稀代のドキュメンタリー作家 佐藤真。大江健三郎が愛し、濱口竜介も絶賛する傑作の数々がいま蘇る。アート、パレスチナ、記憶、 様々なテーマを通じて佐藤が見つめた彼方とは…『暮らしの思想 佐藤真RETROSPECTIVE』予告編が解禁!

革新的手法と映画哲学によって数々の傑作を世に残したドキュメンタリー作家、佐藤真。ありきたりの「日常」を撮り、その中に潜むもうひとつの世界への入り口を探し、言葉にからめとられる前の世界の感触を伝えた。2007年に49歳で突然この世を去ったが、今なお多くの人たちに影響を与え続けている。

今回のレトロスペクティブでは、知的障害者と呼ばれる7人のアーティストたちの活動を通して芸術表現の根底に迫った『まひるのほし』(1998)、重度の自閉症を抱えた一人のアーティスト今村花子と、彼女を取り巻く家族の物語『花子』(2001)、パレスチナの窮状と真実を世に伝え、和解と共生の地平を探り続けた知識人エドワード・サイードの不在を見つめた『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(2005)の3作品を4Kレストア上映。

また、日本のドキュメンタリー映画の金字塔と言われている、新潟水俣病の舞台ともなった阿賀野川流域に暮らす人々を描いた⻑編デビュー作『阿賀に生きる』(1992)と、その10年後の人々を捉えた『阿賀の記憶』(2004)、『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』の濱口⻯介監督作『寝ても覚めても』でもその作品が引用された、孤高の写真家・牛腸茂雄の作品世界に肉薄する『SELF AND OTHERS』(2000)もあわせて上映する。
『暮らしの思想 佐藤真RETROSPECTIVE』は2024年5月24日公開

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