《本当の自分》を探す子どもの葛藤と、寄り添う家族の物語。第7回ベルリン国際映画祭にて史上最年少で主演俳優賞を受賞したスペイン映画『ミツバチと私』が2024年1月5日公開。
本作は、自分の性別に悩み《本当の自分》を探す8歳の主人公と、葛藤しながらも寄り添う家族の物語。
ベルリン国際映画祭では、2020年に男優賞・女優賞が廃止され、性別区分のない主演俳優賞、助演俳優賞が新設された。主演のソフィア・オテロは、まさにそれを体現する形で、史上最年少の8歳にして最優秀主演俳優賞受賞を成し遂げた。ソフィア・オテロは、約500人の中からオーディションで選ばれた新人で、今回が映画初出演となり、子供が抱える不安や心の機微を繊細に演じる様子は、『ミツバチのささやき』(73)のアナ・トレントを想起させる。
手がけたのは、数々の短編を監督し、『Chords』(22)では第75回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映された実績を持つスペイン人監督のエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン。彼女の輝かしい⻑編デビュー作となった本作は、ベルリン国際映画祭の銀熊賞に加え、ギルド賞をW受賞。さらに、第26回マラガ・スペイン映画祭でも最優秀スペイン映画賞を受賞するなど世界各国から注目を集め、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では95点と高い満足度を記録している。
監督は、「家族との関係が、自分探しの旅にどう影響するのかを探りたかった」と語っており、トランスジェンダーの悩みを抱える本人だけでなく、母、祖母ら3世代の視点を交え、それぞれの考えで人生を生き抜く姿を描いた。
今回解禁された予告編は、主人公のアイトールが「私はなんでこうなの?」とつぶやくシーンから始まる。男の子に生まれたアイトールは、名前や髪型や水着、日々の様々なことに違和感を覚え、自分のことがわからない不安を募らせていく。そんなアイトールに戸惑いを隠せない家族。スペイン・バスク地方の柔らかな光が差し込む緑豊かな美しい自然を背景に、家族に寄り添われながら、私らしく生きていきたいと顔を上げる繊細な表情が映し出されている。
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