徳川家康が豊臣氏を
滅亡させた戦い。
冬と夏2度にわたる。
慶長19年(1614年)、
家康は方広寺大仏の
鐘銘に難癖をつけ、
豊臣秀頼か淀君の
江戸移住、
あるいは秀頼の国替えを求めたが、
豊臣方は拒否した。
家康はこれを
口実に挙兵。
豊臣方は真田幸村、
長宗我部盛親、
明石全登、毛利勝永、
後藤基次らをはじめとし、
全国各地から馳せ参じた10万余の牢人と、
難攻不落の大坂城の堅い守りで対抗した。
大坂方の挙兵を
待ち望んでいた家康は、
総勢およそ30万の
大軍勢を指揮して
大坂城を包囲した。
しかし豊臣方の
あまりの奮戦に、家康は外堀を埋めることを条件に和睦した。
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