「最後のシーンは桜の開花時期に合わせて高知で撮影しました」と明かし「立派な桜がとてもきれいでしたね。万太郎と一緒に見ていた桜は病気で治すことは出来ないけれど、挿し木をして残した桜がいつか咲き誇るように、というせりふにもあったように、タキさんの晩年が、孫の万太郎の成長ぶりを楽しみにしているという、当時の女性の一生を演じられたなと思いました」と振り返る。
そして「タキさんはついにこの世を去りましたが、万太郎と寿恵子、綾と竹雄のそれぞれの夫婦が新たな時代を作っていきます。その様子を楽しみに今後も『らんまん』を見ていただければうれしいです」と結んだ。
神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第65回が6月30日放送され、万太郎(神木さん)の祖母・タキ(松坂慶子さん)が天国へと旅立った。最期となったシーンやこれからのドラマの見どころを、松坂さんが語った。