今回は私立探偵映画/ハードボイルドについて解説します。
00:00:OP
01:57:ハードボイルド小説/私立探偵物の歴史
04:42:ハードボイルド映画の走り「マルタの鷹」
05:31:ハンフリー・ボガート主演/「三つ数えろ」
06:39:「ハードボイルド映画」/見せ方の特徴とは
07:49:「ハードボイルド映画」の特徴/目を覚ます朝のシーン
09:33:「ハードボイルド映画」/しがない生活描写
12:04:探偵のしがない生活描写の決定版「ロング・グッドバイ」
16:28:しがない生活とは真逆の生活描写「トニー・ローム/殺しの追跡」
18:45:雰囲気と音楽がイケてる「私立探偵映画」
19:25:私立探偵映画のこの一本「ナイスガイズ!」
▽紹介した作品はこちら
マルタの鷹
三つ数えろ
キッスで殺せ!
動く標的
トニー・ローム/殺しの追跡
シェイマス
ロング・グッドバイ
さらば愛しき人よ
チャイナタウン
私がウォシャウスキー
ナイスガイズ!
我が人生最悪の時
探偵はBARにいる
出演:馬場康夫(株式会社ホイチョイ・プロダクションズ)
制作・著作:ソニーマーケティング株式会社
制作・編集(OCPX):株式会社クリーク・アンド・リバー社
#私立探偵 #私立探偵映画 #映画解説
18 Comments
今回は今までで1番面白かったかも
ロンググッドバイは
小説の邦題で記憶してますね
長いお別れのことですよね
先にコメントされた方と同じく、とても楽しめました。ロンググッドバイ大好きです。主演のエリオットグールドは、『サイレントパートナー』という隠れた名作がありまして、傑作サスペンスでございます。私立探偵という職業ではないですが、『ブレードランナー』は、SFという形を借りた名作ハードボイルドだと思います。
ロンググッドバイのエリオット・グールドはすごいシュッとしていてオーシャンズのあの人だと気づきませんでした
それとちょい役で無名時代のあの人も出てますね
私立探偵と言えば『ロックフォードの事件メモ』毎週見てました。
『黒いジャガー』1971年も良かったですね。
『ロンググッドバイ』は優作さんの『探偵物語』の後で見ていて、でかい火でタバコに火を付ける所や隣人によく分からない女達が住んでいる所、悪役の子分がボンクラな所
そっくり!😅
解説に出てくる『シャーキーズ・マシーン』ですがOPは夜明けの街を歩くシャーキー
ランディ・クロフォード"Street Life"が流れるですよね。何かと勘違いですかね?
シャーキーは麻薬課から風紀課に異動させられた刑事
『フォード・フェアレーンの冒険』
『ラスト・ボーイスカウト』も良いですね。
ヴェンダースの「ハメット」も面白かったっす。
世代的に二つ、どうしても嘗て流行ってたが私が物心ついた時には既に過去のモノになってたジャンル映画が西部劇とハードボイルドでした。
ある程度年を重ねてから視聴するとホントに面白い!探偵じゃなく刑事ですが個人的にはフレンチコネクションも骨太でしがない生活を描く演出に
「ハードボイルドだ・・」と強く思った作品です。特に寒さに震えながらホットドッグを頬張る尾行のシーンは痺れました。
語れるほどには数を観てない、まだまだ私には未開のジャンル、これから多くの傑作と出逢えるジャンルとして楽しく拝見させて頂きました。
僕はハードボイルドは小説メインで読みました。
ホワイトボードを拝見して思ったのですが1995年のジーナ・デイビスの「ロングキス・グッドナイト」は絶対に「ロング・グッドバイ」の影響を受けてるか意識してますよね。
「探偵はBARにいる」も小説を何冊か読んだ後に映画を観ました。
小説のエグさを期待してると映画にはなくて大泉洋さんは原作を何作か読んだ僕のイメージとは違ってました。でもこれは当て書きでもしない限り多少はあるのでそれは映画の評価とは違うと思います。
今度いつか
「ハンナ・アーレント」
「スペシャリスト」
「否定と肯定」
の3本だてでどうですか。
確実に視聴者は激減すると思いますが。笑
私は十数年前に某私立大学で演劇芸能を専攻していましたが、当時ホイチョイさんの映画概論みたいなクラスがあれば、どれだけたのしく興味深いクラスだったか、と思います😢
ロンググッドバイを選ばれるとはさすがです。オープニングのジョンウイリアムズの音楽が秀逸で、ラストは原作のモヤモヤ感を解消してくれました。原作もよくて映画もいいのはこれと風と共に去りぬと思います。
ナンシーシナトラって、そんなスターだったんですか?
そんなに歌、うまくないのにな…
ロンググッドバイで、アルトマン監督がすきになり、同監督のMASHを観たのですが主題歌と内容にびっくりしました。
どうしてアメリカで事件を解決するのが探偵物なのか?日本は国の統治者をお上と言っていた様に、ある意味人智を超えた者として信用していたから、それは今もそうで、だから公権力が主人公になっている素養があったわけです。アメリカでは地元警察があまり信用されていなかった証拠でしょう。FBIの主人公が多いのも公権力としてFBIは信用しているって事ですね。
ただ、私は安倍さんの事件以来奈良県警は信用していませんがね。
あと、攻殻機動隊の冒頭でどうして草薙素子の寝起きを長々と見せたのかの理由がわかって良かったです。
はじめまして。ごきげんよう。
最近の映画ですが、北村有紀哉さんの主演された「終末の探偵」も面白いですのでオススメします。
現在の日本が舞台ですが、テイストは70年代です。
多くの日本人が勘違いしていて、理解できていないのがジャズとハードボイルド
真似事と雰囲気と作品内の明るさ暗さでしか表現できていない、蘊蓄はあるんだけどね
私の知人曰く。日本はある時から清潔で道徳が高くなってしまったので、もう作れない、
やっても自称ジャズ、自称ハードボイルドにしかならない、なんちゃってワールド
現代社会の日本にだって十分残ってる空気感なのに誰も表現できない
チャイナタウンは強烈なバッドエンドで、自分にとって忘れることのできない映画です。
警察官が主人公ですがダイハードもそんな路線なのかなぁ
撃っていいのは、撃たれる覚悟がある奴だけだ!
ハードボイルドは低予算で創れるジャンルなので弱小映画社がこぞって製作していましたね。ゴダールの『勝手にしやがれ』はゴダール流ハードボイルドへのリスペクト作品だったのでしょう。
個人的に好きなのはヴィム・ヴェンダース『ことの次第』。『ハメット』はコッポラとの確執により中途半端な出来上がりとなり、その不満が『ことの次第』後半に活かされていました。アサンテ主演の『探偵マイク・ハマー 俺が掟だ!』、アルドリッチ監督作品『キッスで殺せ』スピーレン原作モノはあまり製作されておらず、これら作品以外、パッとしないモノばかり。これらはスピーレンらしい作品で最後まで楽しめます。
いつも楽しく拝見しております。
『ロング・グッドバイ』。
主人公マーロウが全編を通じて口癖「It's OK with me(まっいいけどね).」。マーロウの軽薄さを象徴する台詞かと思っていたら(冒頭の猫同様に)最後の場面のハードさを強調するための布石だったことに驚きました。私は原作よりもこっちの映画版の方が好きです。