バイクを愛する女性が男性中心主義のコミュニティの中で自身の居場所を見いだしていく姿を鮮烈に活写し、2022年カンヌ国際映画祭ある視点部門では、本作のために特別に設けられた “審査員の心を射抜いた”という意味のクー・ド・クール・デュ・ジュリー賞を受賞。自らノンバイナリーを公言する新鋭ローラ・キヴォロン監督の『Rodeo ロデオ』が、いよいよ6月2日より公開される。

バイクに跨るためにこの世に生を受けたジュリア。短気で独立心の強い彼女は、ある夏の日、《クロスビトゥーム》というヘルメットを装着せずに、アクロバティックな技を操りながら公道を全速力で疾走する、イケてるバイカーたちに出会う。ある事件をきっかけに、彼らが組織する秘密結社の一員となった彼女は、超男性的な集団の中で自分の存在を証明しようと努力するが、次第にエスカレートする彼らの要求に直面し、コミュニティでの自分の居場所に疑問を持ち始める。一発触発、ヒリヒリと火傷しそうなジュリアと男たちとのハードな闘いがはじまる!

今回、本予告が完成。主人公ジュリアがバイクにまたがるなり指を突き立て走り去る冒頭から、アクロバティックなバイクを操る《クロスビトゥーム》の集団に混じりバイクを飛ばす疾走感あふれるカットの連続に、観ているこちらまでテンションが高まる。叫びながら走る彼女の行く末は…?

ジュリー・ルドリュー カイス ヤニス・ラフキ  アントニア・ブルジ コーディ・シュローダー  ルイ・ソットン  ジュニア・コレイア アハメッド・ハムデイ ダブ・ンサマン ムスタフ・ディアンカ モハメド・ベッタアール クリス・マコディ ジャンニ・カイラ クェンティン・アリジ ブリス・ストラエイリ セバスティアン・シュローダー
監督・脚本:ローラ・キヴォロン
共同脚本:アントニア・ブルジ
キャスティング:ジュリー・アリオーヌ
撮影:ラファエル・ヴェンデンブスッシュ
録音:ルーカス・ドムジャン / ジョフリー・ペリエ / ヴィクター・プロー
編集:ラファエル・トレス・カルデロン
特殊効果:アンソニー・レストルモー
ミキシング:ヴィクター・プロー
美術:ガブリエル・デジャン
衣装:ラシェール・ラウルト
スタント:LM スタント
音楽:ケルマン・デュラン
プロデューサー:シャルル・ギルバート/ CG CINÉMA
配給 : リアリーライクフィルムズ + ムービー・アクト・プロジェクト 
提供 : リアリーライクフィルムズ
タイトル:Rodeo ロデオ 原題・英題:Rodeo

6月2日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺、6月3日(土)よりK’s cinemaほか、全国順次公開

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