オーストラリア・メルボルンにあるレストラン「ヤーガ」(Yiaga)が、「世界のベストレストラン50」(The World’s 50 Best Restaurants)の特別賞である2026年「Visa One to Watch Award」を受賞した。同賞は、将来的に世界のガストロノミー界を牽引する並外れた可能性を秘めた新進気鋭のレストランを称えるものである。また、同店は地元メルボルンの「グッドフードガイド・アワード」(The Good Food Guide Awards)においても「Restaurant of the Year」を受賞している。
先住民の伝統と地域の食材を取り入れたレストラン
店名の「ヤーガ」は、メルボルンの伝統的所有者である先住民ウルンジェリの人々の言語(ウォイ・ウルング語)で、「探し求め、見出す(to seek and find)」を意味する。店舗はウルンジェリの人々の伝統的な土地(ウルンジェリ・カントリー)とされるメルボルンのフィッツロイ・ガーデンズ内にあり、建物のほぼすべてにオーストラリア産の素材が使用されている。
メニューづくりでは各地の生産者と連携し、グリーンアント(緑アリ)、ドリゴペッパー、ペッパーベリー、デザートライム、ワトルシードといった、先住民が長年食してきた土地ならではの食材を取り入れている。食材そのものを主役に据え、その魅力を引き出すアプローチを追求しているという。
オーナーシェフのヒュー・アレン(Hugh Allen)氏は、16歳で名門レストラングループ「Rockpool Group」に入りキャリアをスタートさせた。その後、メルボルンの「ヴュー・デ・モンド」(Vue de Monde)やアメリカ、フランス、コペンハーゲンで研鑽を積み、帰国後は23歳でヴュー・デ・モンドのエグゼクティブシェフに就任した経歴を持つ。ヤーガは、アレン氏が故郷メルボルンで初めて自身で手がけたレストランとなる。


受賞に際し、アレン氏はオープン初年度での評価に対する驚きを口にしつつ、「素晴らしいチームに恵まれたことをとても幸運に感じており、業界の皆さまにも同じように評価していただけたことを、本当に光栄に存じます」と述べている。
2026年「世界のベストレストラン50」授賞式
「Visa One to Watch Award 2026」は、2026年11月4日(水)夜にペルー・リマで開催される「世界のベストレストラン50」授賞式に先立って発表される複数の特別賞のひとつである。
現地では授賞式に先駆け、以下のプログラムが予定されている。
フォーラム「The 50 Best Talks」コラボレーション・ダイニング「The 50 Signature Sessions」食材と調理技術を紹介する「Chefs’ Feast」ランキングのカウントダウンと授賞式
なお、オーストラリアの最新グルメに関する情報は、オーストラリア政府観光局の公式ウェブサイト(www.australia.com)で公開されている。
本記事はオーストラリア政府観光局の発表をもとに作成されています。
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