妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちの本当の苛立ち、あふれんばかりの悩みとは? 専門家の解説を元に、リアルな事象に切り込んでいく。それが『女たちの事件簿』

遅くに授かったひとり息子を心配するあまり、一人暮らしの部屋に合鍵で通い続けた山本はるねさん(仮名・58歳)。「もう来なくていい」という息子の拒絶を無視して訪れた部屋には、下着姿の若い女性がいた。挨拶もそこそこの彼女の態度にカッとなり、「挨拶くらいきちんとなさったら?」と説教したはるねさん。そこへ帰宅した息子は、母を庇うどころか、ものすごい剣幕で怒鳴りつけてきて――。

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帰宅した息子は、室内を見るなり「いい加減にして!」と声を荒らげたという。

「まさか私を怒鳴るなんて。彼女の方は

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