仕事と子育てを両立しながら生きるシングル親が、どのような思いで「第2のスタートライン」に立ったのかを、一人ひとりの生き方を通して見つめる本連載。今回登場するのは、33歳で3人の子どものシングルファーザーとなった吉田大樹さんです。仕事と3人の子育てを、どのように乗り越えてきたのでしょうか。詳しく聞きました。
(上)33歳で3児のシングル父に 「2週間泣きっぱなし」から始まった16年 ←今回はココ
(下)「住宅ローンも奨学金も返済を滞らせなくてよかった」シングル父の現在地
涙が止まったとき、シングルファーザーとしての日々が始まった
プロフィル

吉田大樹さん。 49歳。シングルファーザー歴16年。労働関係の出版社勤務、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事などを経て、NPO法人グリーンパパプロジェクト代表理事。父親の子育て支援や、地域での放課後児童クラブ(学童保育)の運営などに取り組む。
吉田さんがシングルファーザーになったのは2010年8月、33歳のときでした。共働きをしていた妻が家を出たことで、3人の子どもを1人で育てる生活が始まりました。当時、長男は小学1年生。長女は4歳、次男は2歳で保育園に通っていました。
「自分がこういう状況になるとは思ったことがなかったので、衝撃が大きかったです」
どんなにショックを受けていても、子どもたちとの生活は続きます。それまで妻が担っていた保育園や学童保育への迎えは、その日から吉田さんが担うことになりました。


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