ハフポストで、新しい動画シリーズ『ハフポストの白湯の時間』が始まりました。
私たちが感じる困りごとや悩み事は、どんな社会課題に繋がっているのだろう。そして、解決しようとしている人や企業は?
動画では「熱々のお湯」を入れ、飲める温度の「白湯」にするのを待ちながら、それぞれの経験や考えを持ち寄ってゆっくり話し、視聴者の皆さんとともに社会について考えるきっかけをつくります。
泉谷編集長がともに語り合うのは、4人組YouTuberグループ「午前0時のプリンセス(以下、ぜろぷり)」のmomohahaさん。初回は、恋愛、結婚、そして女性のキャリアについて話をしました。
400万回以上再生された失恋動画。「自分のリアル」が誰かの支えに
中学2年生の時、6秒動画アプリ「Vine」への投稿をきっかけにSNSでの活動を始めたmomohahaさん。現在は個人での発信と並行して、ぜろぷりの活動にも力を入れています。
対談で話題になったのが、過去に投稿した失恋動画。「結婚すると思ってた大好きだった彼氏に浮気されてました。」というタイトルで、失恋直後の気持ちをありのままに語った動画は400万回以上再生されました。
当時は「この悲しい感情すら出したら、何かが変わるかもしれない」と、とっさにカメラを回したといいます。
思いがけず、同じように失恋を経験した視聴者から「この動画のおかげで立ち直れました」「支えられている気がしました」といった声が届くように。街で声をかけられ、涙ながらに感謝を伝えられることもあるそうです。

「仕事をセーブした方がいいのかな」。個人の悩みから社会の構造へ
話題はやがて、結婚や出産とキャリアの両立へ。
momohahaさんの母親は「結婚しても、しなくてもいい」というスタンスだといいます。一方、地元の友人たちが次々と結婚し、子どもを持つ姿を見ると、「周りがこうだし、結婚した方がいいのかな」と、自分のなかに「圧」を感じることがあるとも話しました。
「どこかで仕事をセーブした方がいいのかな」と考えることもあるそうです。
泉谷編集長も20代の経験について語ります。新聞記者として働いていた当時は、遠距離恋愛や別居婚を経験。その後、夫のシンガポール転勤をきっかけに最初の会社を退職したといいます。その決断は「正直めちゃ不本意」で、自分を納得させるまで時間がかかったと振り返りました。
2人の個人的な経験から、話は女性管理職が少ない日本の働き方そのものにも広がります。
日本では、就業者に占める女性の割合は45.5%と諸外国と大きな差がない一方、管理的職業従事者に占める女性は16.3%にとどまります。内閣府の男女共同参画白書でも、諸外国ではおおむね30%以上で、日本は低い水準にあるとされています。
動画で紹介したハフポスト日本版の2024年9月5日の記事では、『罰ゲーム化する管理職』著者の小林祐児さんが、日本企業では社員の昇進に長い時間をかけることも、女性管理職が増えにくい要因だと指摘。この点について改善を進めている企業の事例も紹介しています。
長い選抜期間の間に結婚や出産などのライフイベントが重なり、家事・育児の負担が女性に偏りやすい社会では、女性が昇進レースから離脱しやすくなる。そこで、若いうちから人材を選び育てる「若手抜擢」の必要性を訴えています。
恋愛も結婚も、仕事も、誰かの経験がそのまま自分の正解になるわけではありません。だからこそ、正解を急がず、モヤモヤを誰かと言葉にしてみる時間も大切なのかもしれません。
白湯がちょうどいい温度になるまで、世代の違う2人がそれぞれの経験から語り合った初回の『白湯の時間』。
詳しいトークは、ぜひ動画でご覧ください。

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