妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちの本当の苛立ち、あふれんばかりの悩みとは? 専門家の解説を元に、リアルな事象に切り込んでいく。それが『女たちの事件簿』

30代の会社員・飯塚茉穂子さん(仮名)は、夫の義両親と円満な関係を築いてきたが、昨年のシルバーウィークで帰省した際、グルメな彼らに連れていってもらった「蕎麦の名店」で「塩で食べてみて」と店主に提案されたところ、SNS的なノリで「いや、フツーに食べたいですよ」と冗談混じりに言ってしまい、義父から叱責されたという。

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「塩でお蕎麦を食べてみるのがそこまで本気でイヤとかじゃなかったんですけど、普通におつゆで食べたいと思ったのも事実なんですよね」

こう話すのは、人口100万人を超える自治体で暮らす30代の飯塚茉穂子さん。同じ年齢の夫をもつ会社員だ。

「夫の両親が品がいいけど気さくで優しくて、しかもお金持ちで、帰省するたびに美味しいものを食べに連れていってくださるので、本当に好きなんですが、去年ちょっとした気の緩みから失態を演じて、微妙な感じになってしまったんですよ」

聞けば、茉穂子さん。義両親がはりきって連れていってくれた「蕎麦の名店」で、店主から「まずは塩で食べてみて」と強めにおすすめをされた際、冗談半分で「え~マジですか。私フツーに食べたい」と答えてしまったのだそう。

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