写真=ITCEN ENTEC

ITCEN ENTECは8月18日、保険会社向けの保険数理分析基盤「NExQ.cen」の提供を開始したと発表した。ソウル保険数理法人の数理分野における専門性と検証体制をもとに開発したソリューションで、新経験危険率と最適仮定損害率の算出業務を効率化する。

同社によると、NExQ.cenは新経験危険率の算出に加え、最適仮定損害率の算出・管理、AI診断、シナリオ管理を統合したプラットフォームだ。商品、担保、危険率のコードマッピングから、基礎データの検証、算出条件の設定、算出物の生成、検証履歴の管理までを一連の業務フローとして処理できる。これにより、繰り返し発生する手作業や、Excelに依存した検証作業の負担を抑えるとしている。

AI診断機能も強化した。最適仮定損害率の算出結果を数値で示すだけでなく、前年からの変動要因、過去トレンドに照らした異常の度合い、担保別・商品別の主要な影響要因、追加確認が必要なデータ項目などを自動で分析・提示するという。

NExQ.cenの開発・提供はITCEN ENTECが主導する。ソウル保険数理法人は、新経験危険率と最適仮定損害率に関する数理業務ロジックの助言と検証を担う。今後も顧客への納品やプロジェクト遂行の過程で数理面の助言が必要な場合は、別途助言料を支払う形で協力を続けるとしている。

ITCEN ENTECの金融事業部で常務を務めるイ・ヨン氏は、「NExQ.cenは、保険数理の専門機関が持つ業務ロジックと、ITCEN ENTECの金融IT構築経験、AI分析機能を組み合わせたプラットフォームだ」とコメント。「保険会社が算出結果を迅速に作成し、その背景まで把握できる数理・リスク管理基盤を提供したい」と述べた。

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