
声を出せないお母さんに、話せる場所を―
一杯のコーヒーを入口に、子育て支援の専門家が届ける地域コミュニティづくり―
言語聴覚士・公認心理師が続けてきた地域支援活動を、コーヒーを入口に、もっと多くの人へ届けるために。
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あなたの周りに、こんなお母さんはいませんか。
子どもの発達やことばの成長が気になっている。でも「大げさかな」と思って、誰にも言えていない。健診で「様子を見ましょう」と言われた。でも、次にどこへ行けばいいかわからない。
毎日子どもと二人きりで、今日も誰とも話せなかった。子育て中の保護者の約67%が「孤立・孤独を経験した」と回答しています。(民間調査・n=1,000)
さらに文部科学省の調査では、地域に子育ての悩みを相談できる人がいる割合はわずか34.2%。つまり約3人に2人のお母さんは、悩みを相談できる人が地域にいないのです。支援の仕組みはある。専門家もいる。でも、そこに辿り着けない人がいる。だからこそ、コーヒーという日常の一杯を入口に、気軽に立ち寄れる場所を地域に作っていきたい。専門機関に行く前に、まずここで話せばいい。そんな場所が、もっと身近にあっていいと思っています。
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▼自己紹介
言語聴覚士・公認心理師として、小児総合病院・子ども発達支援センター・特別支援学校(非常勤)・言語聴覚士養成校(非常勤)で働きながら、自身も2歳の子どもを育てています。専門家である前に、毎日試行錯誤している一人の保護者でもあります。
保有資格:言語聴覚士免許・公認心理師資格・保育士資格・幼稚園教諭1種免許状・特別支援学校教諭専修免許状・特別支援学校自立活動教諭1種免許状(言語障害教育)
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▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
「コーヒーと子育て支援、繋がるの?」正直に答えます。そう感じる方がいることはわかります。むしろ、そう感じるのは自然なことだと思っています。でも、少しだけ聞いてください。相談窓口に行くには、エネルギーが要ります。「予約を入れる」「専門機関に行く」「自分の悩みを話す」。追い詰められているときほど、これらの行動は重くなります。
一方、コーヒーを一杯買うハードルは、限りなく低い。トコラボのドリップパックを手に取ったお母さんが、飲みながら裏面のInstagramを見る。焙煎の様子や子育てのヒント、イベント情報を見かける。「あ、この人、言語聴覚士なんだ」と知る。なんとなく、話せそうな気がする。そこで初めて、支援への扉が開く。コーヒーは子育て支援そのものではありません。
でも、支援への低いハードルを作ることが、「支援が必要な人に、支援が届かない」という課題への直接的なアプローチになると、私は信じています。
― トコラボ 主宰より
2020年から続けてきた、地域での活動。トコラボの前身となる地域支援活動(tocollab)を、2020年から約2年間実施してきました。野火止公民館・高階公民館・ウェスタ川越など、地域の公共施設を拠点に、毎月欠かさず親子が集まれる場を作り続けてきました。言語聴覚士・公認心理師・保育士・幼稚園教諭など、複数の専門家がチームを組み、子育て相談・遊びの場の提供・学習支援など、幼児期から学齢期まで幅広く対応してきました。

2020年 地域センターでの親子支援の様子/地域センター前での集合写真。大人・子ども合わせて20名以上が集まりました。
この活動が続いていた2020〜2021年は、新型コロナウイルスの感染拡大が最も厳しい時期と重なっていました。緊急事態宣言で活動を休止せざるを得ない時期もありました。それでも、感染症対策をしながら、できる範囲で、細々と続けてきました。「また再開してくれてよかった。」「ここに来るだけで、なんか楽になる。」「うちだけじゃないってわかって、ほっとした。」
解決策を提示したわけでも、専門的な助言をしたわけでもない回もありました。ただ集まって、飲み物を飲みながら話を聞く。それだけでも、帰り際の表情が変わることがある。「安心して話せる場所があること」が、どれほど人の力になるかを、現場で繰り返し感じてきました。
※活動実績
・活動拠点:野火止公民館 / 高階公民館 / ウェスタ川越
・チーム体制:言語聴覚士 / 公認心理師 / 保育士・幼稚園教諭・事務担当
・活動頻度:毎月開催(約2年間継続)/ コロナ禍でも継続実施
・対象:幼児〜学齢期のお子さんと保護者
保護者の方々活動の記録はこちらのブログに残しています
→ https://tocollab.localinfo.jp
あの頃の子が、こんなに大きくなっていた。活動を始めた2020年、一緒に過ごした子どもたちがいました。その中の一人と、6年後の2026年3月、再会する機会がありました。

2026年3月 再会の1枚 当時の子どもが、こんなにも大きくなっていました。
再会して、改めて思いました。6年という時間の中には、うまくいかない日も、立ち止まった時間もあったはずです。それでも今、こうしてこんなに大きく、しっかりと育っていた。その姿を見て言葉が出ませんでした。続けてきてよかった。そして、この活動をここで終わらせてはいけないと、改めて思いました。
子育ては、誰かの支えがあれば「完璧」になるわけではありません。それでも、「一人じゃない」と感じられる場所が近くにあることは、長い時間をかけてじわじわと、その人の力になっていく。そう信じながら、この活動を続けてきました。この場所を、もっと多くの人に届けたい。そのためにコーヒーという入口を作り、トコラボという形に育てていきたいと思っています。
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▼プロジェクトの内容
支援の仕組みはある。でも、たどり着けない人がたくさんいます。
地域に子育ての悩みを相談できる人がある割合はわずか34.2%(文部科学省・令和2年度)。支援にたどり着けない最大の理由は「どこに相談すればいいかわからない(約40%)」という、接点の不足です。
トコラボのコーヒーが目指すのは、この「接点の不足」を補うことです。
誰もが安らげる美味しいコーヒーきっかけに、誰もが相談できる場所を作ります。
集まった資金で、実現したいこと。
【第1目標 50万円】
焙煎環境の整備(1kgロースター導入)
安定した品質でより多くの方に届けるための設備投資に充てます。
【ネクストゴール 100万円】
地域コミュニティイベントの継続開催
コーヒー体験+子育て相談会を参加費無料で定期開催します。2020年から続けてきたあの場を、もっと広く、もっと長く。
自宅スペースへのユニットコンテナ設置準備
コーヒーを飲みながら気軽に話せる、地域に根ざした常設の場をつくります。
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▼プロジェクトの展望・ビジョン
最後に。2020年から続けてきた活動の中で、たくさんの「話せてよかった」という言葉をもらいました。そして2026年の春、あの頃の子が、桜の咲く季節に、会いに来てくれました。その一枚に、この活動のすべてが詰まっていると思っています。
今日、コーヒーを一杯飲む。その一口が、どこかのお母さんが「助けを求めてもいいんだ」と思える場所づくりに繋がります。支援は、特別なことをする人だけがするものではありません。日常の小さな選択が、誰かの日常を変えることがある。「コーヒー1杯で、誰かの今日が少し良くなる。」
あの場で聞いてきた言葉と、再会したときの表情が、今も背中を押してくれています。この活動を続けるために、あなたの力を貸してください。― トコラボ 主宰
引用・参考文献
①PIAZZA株式会社「子育て中の孤立や孤独に関する調査」(2020年10月)67%が孤立・孤独経験あり。n=1,000名(子育て中・経験者)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000016981.html
②文部科学省「家庭教育の総合的推進に関する調査研究」(令和2年度)地域に相談できる人がいる割合34.2%。n=3,421名(20〜54歳の父母)
※グラフの数値はすべて各出典の記載に基づいており、独自の推計・加工は行っていません。
※プロジェクトページ内に使用している画像については、保護者より掲載許諾取得済みです。

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