うねりをもたらす髪のメカニズム

髪の毛は主にケラチンというタンパク質でできていて、表面を覆っているキューティクル、水分やケラチンというタンパク質が詰まっているコルテックス、そして中心部の空洞になっているメデュラの3つの層で構成されている。「中間層にあるコルテックスにあるタンパク質や水分の密度が均一だと直毛、配置に偏りがあり空洞化が起こるとくせやうねりが強く現れます」と、髪の構造を教えてくれたのは、VOGUEでもおなじみのヘアスタイリスト・毛髪診断士のshucoさん。

くせ毛は遺伝による先天的な要因のほか、加齢による変化をはじめ紫外線や乾燥など外的刺激、カラーリングやパーマ、熱ダメージによる後天的な要因も考えられる。「具体的に、頭皮のたるみによる毛穴の変形、髪内部のタンパク質や水分など成分バランスの乱れ、そして血行不良による栄養不足」。またダメージで水分が抜けやすい細毛・軟毛はハリ不足、ゴワつきやすい太毛・剛毛は水分不足と、髪質によってもうねりが発生する原因は異なるという。

雨の日にうねりと広がりが悪化する理由

ダメージによる髪の空洞化は厄介で、湿気の多い梅雨シーズンは髪のうねりや広がりが悪化しやすい。「空洞化した髪は内部がスカスカで、キューティクルも剥がれて開いたままのことが多く、雨の日の湿気をスポンジのように吸収して膨張。水分と油分のバランスも崩れ、うねりが生じて広がりやすくなります」

湿気に負けない髪に仕上げるホームヘアケア

ヘアサロンでのくせやうねりの対処法は、くせ毛を考慮したヘアカットをはじめ、縮毛矯正やストレートパーマ、酸熱トリートメントなどがあるが、「くせ毛を根本的に治すことは難しいものの、毎日のホームケアでうねりを緩和して、扱いやすくすることはできます」とshucoさん。髪のうねりを防ぐ秘訣は、「髪内部に湿気が入り込む“隙間”をなくすこと」と続ける。

くせやうねりのケアに特化したシャンプー&コンディショナーに変え、アウトバストリートメントで髪に潤いを与えて落ち着かせる。このステップだけでも、湿気をものともしない理想の仕上がりに近づくことができる。

湿気が多い雨の日にトライしたいのが、ヘアミルクを髪の内部まで水分と栄養を浸透させてから、オイルなどで表面をコーティングする方法。「ヘアミルクで外から湿気が入り込むスペースを奪い、オイルでバリアを完成させることで、くせ毛が落ち着き、時間が経っても広がりにくい状態をキープできます」

shucoさんおすすめのヘアスプレー

ニュアンスメイキング&ベーススプレー 145ml ¥3300/SUMIDAY(リベルタ)

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