Samsungグループの保険2社であるSamsung LifeとSamsung Fire & Marine Insuranceが、今年第1四半期に合計1.8兆ウォン(約1,900億円)を超える純利益を記録し、市場予想を上回る業績を収めた。Samsung Lifeは投資部門の爆発的な成長を背景に純利益が90%近く急増し、Samsung Fire & Marine Insuranceは保険本業と投資部門の双方で成長を維持した。両社とも財務健全性を示す指標であるK-ICS比率が大幅に上昇しており、将来的な投資余力を十分に確保した。

15日、保険業界によると、Samsung Lifeの第1四半期連結ベースの支配株主純利益は1.2兆ウォン(約1,300億円)で、前年同期比89.5%増加した。Samsung Fire & Marine Insuranceは同期間、支配株主純利益6,347億ウォン(約670億円)を記録し、4.4%の成長となった。両社の純利益合計は1.84兆ウォン(約1,900億円)に達し、保険事業のみで大手金融持株会社に匹敵する四半期実績を達成したことになる。

Samsung Lifeの業績を牽引したのは投資部門であった。第1四半期の投資損益は1.27兆ウォン(約1,300億円)で、前年同期比125.5%急増した。個別投資サービス損益が7,740億ウォン(約820億円)と大幅に拡大し、配当収益も増加傾向にある。特にSamsung Electronics関連の評価・処分益が反映されたほか、Samsung CardやSamsung Securitiesなど子会社の貢献度が高まったことが寄与した。

一方、保険本業の収益性はやや鈍化した。Samsung Lifeの保険サービス損益は2,570億ウォン(約270億円)で、前年同期比7.7%減少した。予想以上の保険金支払い額の増加や事業費負担が重荷となった。しかし、将来収益の鍵となる新規契約は好調で、第1四半期の新契約CSMは8,486億ウォン(約900億円)で前年同期比28.9%増加した。保有CSMは13.6兆ウォン(約1.4兆円)で、年初比約4,000億ウォン(約420億円)増加した。

Samsung Fire & Marine Insuranceは、保険と投資の両部門が均等に改善した。保険損益は5,510億ウォン(約580億円)で5.0%増加し、投資損益は3,620億ウォン(約380億円)で24.4%増加した。長期保険部門では収益性重視の戦略が奏功し、長期保険損益は4,400億ウォン(約470億円)へ4.9%拡大。保有CSM総量は前年末比3,015億ウォン(約320億円)増の14.47兆ウォン(約1.5兆円)に達した。

一般保険部門も国内外の事業拡大により業績が向上した。一般保険収益は4,491億ウォン(約480億円)で9.6%増加し、損益は1,047億ウォン(約110億円)を記録した。海外事業では、英国のロイズ保険会社Canopius関連の持分投資損益が582億ウォン(約60億円)へと127.6%急増した。一方、自動車保険は96億ウォン(約10億円)の赤字を記録したが、これは過去の保険料引き下げの影響と年初の積雪による損害額の増加が要因である。

両社の財務健全性も強化された。Samsung LifeのK-ICS比率は3月末時点で210%(前年末比12%ポイント増)、Samsung Fire & Marine Insuranceは270.1%(同7.2%ポイント増)といずれも規制当局の勧告値を大きく上回っている。

Samsung LifeのLee Wan-sam CFOは「現在のK-ICS比率は社内目標の180%を安定的に上回っており、余剰資本は株主還元および未来成長に向けた投資に積極的に活用する計画だ」と述べた。また、Samsung Fire & Marine InsuranceのKoo Young-min CFOも「収益性重視の経営と体質改善により成長を維持できた。今後も本業の競争力強化に集中する」と強調した。

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