ナ・リーグ ドジャース―マーリンズ ( 2026年4月28日 ロサンゼルス )

試合前、会見に臨むドジャースのデーブ・ロバーツ監督(撮影・奥田 秀樹通信員)
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ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が28日(日本時間29日)のマーリンズ戦前に会見に臨み、投手専念での出場となる大谷翔平投手(31)について話した。
大谷はこの日の試合には打者としては出場せず、今季2試合目の投手専念での出場。今季初めての中5日での登板となる。指揮官は投手専念の狙いについて「翔平には今夜、投球に集中する一番いい機会を与える。今日は両方の役割を背負わせず、明日は打者として出て、その後に休養日がある。そうすることで、この少しの負担軽減が、休養日明けに彼をリセットする助けになればと思っています」と説明した。
大谷の投打両面で最大限の力を引き出すために必要となるのは、体調管理と言える。「一番大事なのは、彼にとって何がベストかということです。特に健康面ですね。まだシーズンは長いですし、彼は多くのことを背負っています」としたうえで「彼が両方をこなすのは素晴らしいことです。ただ、少し負担を減らさずに、それがどれだけ持続可能なのか。そこが問題です。これは正確な科学ではありません。彼のパフォーマンスを最大化しようとすることよりも、健康でフレッシュな状態を保つことが大事です」と話した。
投手専念での出場機会とすることを「正直に言うと、細かく説明したわけではありません」という。それでも大谷からの質問はなく「私は自分の決定を伝えました。彼はそれを受け入れて、前に進みました」と伝達した際のやりとりを振り返った。
強固な信頼関係があるからこその決断だった。「まず、球団や私との間に信頼関係があるということです。そして彼は今日だけでなく、その先まで見られる賢さを持っています。そういう細かなニュアンスを理解するには、賢い選手である必要があります。フレッシュな状態でいることが、今後のパフォーマンス向上につながるとも言えます。1日試合に出ることだけではなく、疲労が積み重なった時の影響も考えなければいけません。だから、これは賢いプランだと思います」と言葉をかみしめた。
投手専念で翌日に打者で出場する場合と、投打二刀流で出場し、翌日に休養日を設けるという二つの選択肢があるが「負担を減らすという意味では、投げる日は打たず、翌日に打つという形が一番です」と断言する。「ただ、その次に問わなければならないのは、それが彼にとって本当にベストなのか、チームにとってベストなのかということです。休養をどう重ねるか、彼がどう感じているか。そうした質問も出てきます。明らかに、投げる日は打たず、翌日に打つというのが負担軽減としては一番簡単です。でも、それが彼を最適化することなのか。彼が今後ずっとそうしたいと思うのか。おそらく、そうではないでしょう」と今後については、大谷の体調に加え、意思も尊重する方針も示した。
大谷は今月15日(同16日)メッツ戦でエンゼルス時代の21年5月28日以来、5年ぶりに投手のみで出場。6回2安打1失点、今季最多10奪三振で2勝目をマークした。大谷の“定位置”とも言える「1番・DH」には、打率.385、7本塁打、16打点と打撃好調のラッシングが入る。
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