前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。

作成日時:2026年4月27日 15:13

4月24日〜27日のドル円市況|ドル円、米・イラン報道に翻弄される

4月24日、海外時間はイラン外相のアラグチ氏が「仲介国のパキスタンなどへの歴訪を開始する」と伝わる中、米国のウィトコフ中東担当特使がイランとの協議のためパキスタンに向かうと報じられたこともあり、協議再開への期待感から、原油価格が下落する中でドル円は159.308円まで下落した。

本日のアジア時間は、パキスタンへの特使派遣を進めていた米国がそれを中止するとしたことから、原油価格が反発する中でドル円は159.596円まで買いが先行した。しかし、イランがホルムズ海峡再開や戦争終結に向けた新たな提案を米国に送ったとの報道を受けると、ドル円は159.153円まで下落した。

もっとも、「イランがロシアのプーチン大統領と戦争対応などで協議へ」との一部報道が伝わると、ドル円は159.40円付近へ戻した。

ドル円 60分足チャート(外為どっとコム外貨ネクストネオ)

ドル円 60分足チャート(外為どっとコム外貨ネクストネオ)

FX取引金額と個人投資家ポジション動向、取引額は微増 投資家の様子見姿勢が継続

売建玉が前日比-1.6%、買建玉が前日比1.1%と買いが優勢だった。ただ、過去20日間の平均取引量との比較では大きく変わっていない。

■ 取引金額
上段:前日比
下段:過去20営業日平均比
■ 売建玉
上段:前日比
下段:比率
■ 買建玉
上段:前日比
下段:比率

0.1%
-1.6%
1.1%

-9.8%
45%
55%

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額

市場シェア上位通貨ペア、ドル円1強

ドル円のシェアが77.0%(前日比+0.3%)と圧倒的な状況に変わりはないが、2位のメキシコペソ円(MXN/JPY)が前日比+2.4%とし、6.0%へシェアを伸ばした。

順位
通貨ペア
市場シェア
前日比

1位
USD/JPY
77.0%
0.3%

2位
MXN/JPY
6.0%
2.4%

3位
AUD/JPY
4.0%
-1.7%

4位
ZAR/JPY
2.4%
-0.2%

5位
GBP/JPY
2.2%
0.1%

6位
EUR/USD
1.8%
-0.4%

7位
TRY/JPY
1.7%
0.3%

8位
AUD/USD
1.6%
-0.1%

9位
EUR/JPY
1.6%
-0.1%

10位
NZD/JPY
0.7%
-0.5%

※外貨ネクストネオ取り扱い30通貨ペアのうち、取引量上位10位

主要通貨ペアのポジション増減|ドル円(USD/JPY)への強い「買い」集中

ドル円の売ポジションは-4.3%となった一方、買ポジション:+10.1%となり、FX個人投資家のドル円目線は上向きが優勢だった。かたや、ユーロ円(EUR/JPY)の買ポジションが-11.8%、ポンド円(GBP/JPY)の買ポジションが-27.5%と、欧州通貨のクロス円は利益確定のポジション手仕舞いが優勢だった。

通貨ペア
売ポジション(Short)
買ポジション(Long)

USD/JPY
-4.3%
10.1%

EUR/JPY
-2.5%
-11.8%

EUR/USD
2.9%
-6.6%

GBP/JPY
0.6%
-27.5%

AUD/JPY
2.7%
-1.3%

NZD/JPY
-3.0%
0.5%

ZAR/JPY
12.1%
0.4%

TRY/JPY
24.4%
0.5%

CNH/JPY
-2.5%
2.1%

MXN/JPY
-6.6%
0.7%

SGD/JPY
-0.1%
-0.8%

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアの前日比ポジション増減

 

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

WACOCA: People, Life, Style.