アン・ハサウェイと共に塗り替える、新たな美のスタンダード

SEOUL SOUTH KOREA  APRIL 8 Meryl Streep attends the press conference for the film The Devil Wears Prada 2 at Four...

Photo: iMBC/Getty Images

続編『プラダを着た悪魔2』のプロモーションに際し、メリル・ストリープはインタビューで、20年という歳月を経て再び足を踏み入れたファッション業界の変遷、特に現代のビューティー基準について、共演者のアン・ハサウェイと共に感じた「違和感」を率直に語っている。

ミラノ・ファッションウィークのシーンを撮影する際、ランウェイに並ぶモデルたちのあまりの細さに衝撃を受けたという彼女。「何年も前に解決された問題だと思っていたけれど、現実は違っていた」と振り返る。そこで動いたのが、公私ともに信頼を寄せるアン・ハサウェイだった。アンはプロデューサー陣に対し、劇中のモデルたちが健康的で多様な美しさを持つよう直接働きかけ、メリルはその姿勢を「彼女は本当に頼もしい存在」と称賛している。外見を整えること以上に、内面の誠実さや健康を重んじる。それこそが、メリルが考える真の美しさなのだ。

また、76歳となった現在の彼女は、自身の肌を最も美しく見せる術を熟知している。シグネチャーである血色感を宿すピーチトーンのメイクはそのままに、若さに固執しない「大人の余裕」を醸し出して。年齢を重ねることを「自分自身のスタイルに確信を持つこと」へと昇華させている。

またメリルは女性のエンパワメントの側面でも活動的だ。役があまり回ってこなくなる40歳以上の女優のための脚本を作成するラボを資金面で支援しているのをご存知だろうか。「40歳前後のとき、一作一作が本当に私の最後になると思っていたのを覚えているわ」と 2016年にウォール・ストリート・ジャーナル誌に語っているが、そこからの輝かしいキャリアは、彼女の役選びの鋭さと、演技力があったからこそと言えるだろう。

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