前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。
作成日時:2026年4月24日 15:13
4月23日〜24日のドル円市況|和平協議進展見られず、円下落
4月23日、欧州時間中盤には米金利や原油価格の低下を受けたドル売りが優勢となり、ドル円は159.313円まで下落した。しかし、イランのカリバフ国会議長が和平協議の担当から外れるとの報道が伝わると、米国との協議難航が警戒され、ドル円は一時159.841円まで上昇した。
本日のアジア時間は、新たな手掛かりが乏しい中、ドル円は足もとの高値圏である159.70円付近で推移した。米国とイランの和平協議に関する進展を伝えるニュースは見られなかった。また、片山財務相が「投機的な動きに対して断固として強い措置をとれる」と市場を牽制したものの、市場の反応は限定的だった。

ドル円 60分足チャート(外為どっとコム外貨ネクストネオ)
FX取引金額と個人投資家ポジション動向、売建玉・買建玉共に減少
表下段の数値を見ると、買建玉が54%、売建玉が46%で市場参加者のポジションはやや買い(ロング)優勢の状態が続いた。
■ 取引金額
上段:前日比
下段:過去20営業日平均比
■ 売建玉
上段:前日比
下段:比率
■ 買建玉
上段:前日比
下段:比率
16.2%
-2.1%
-4.2%
-10.0%
46%
54%
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の取引量とポジションの円換算金額
市場シェア上位通貨ペア、高金利通貨ペアが低下
3位のメキシコペソ円(MXN/JPY)が-2.4%、4位の南アフリカランド円(ZAR/JPY)が-0.6%、9位のトルコリラ円(TRY/JPY)が-0.9%と、スワップポイント(金利差)狙いで人気のある新興国通貨ペアは、週末分のスワップ付与(3日分など)が通過し、通常に戻ったため、シェアが軒並み低下した。
順位
通貨ペア
市場シェア
前日比
1位
USD/JPY
76.7%
2.8%
2位
AUD/JPY
5.7%
0.7%
3位
MXN/JPY
3.6%
-2.4%
4位
ZAR/JPY
2.6%
-0.6%
5位
EUR/USD
2.2%
0.3%
6位
GBP/JPY
2.2%
0.2%
7位
AUD/USD
1.7%
0.4%
8位
EUR/JPY
1.7%
-0.4%
9位
TRY/JPY
1.4%
-0.9%
10位
NZD/JPY
1.3%
0.0%
※外貨ネクストネオ取り扱い30通貨ペアのうち、取引量上位10位
主要通貨ペアのポジション増減|新興国通貨におけるショートカバー散見
米ドル円(USD/JPY)の買いポジションが減る一方で、ユーロ円(EUR/JPY)、ポンド円(GBP/JPY)、豪ドル円(AUD/JPY)、NZドル円(NZD/JPY)といった主要なクロス円では、軒並み買ポジションが6%〜7%台で増加した。
通貨ペア
売ポジション(Short)
買ポジション(Long)
USD/JPY
-0.5%
-14.9%
EUR/JPY
-2.8%
7.0%
EUR/USD
-11.3%
-1.4%
GBP/JPY
0.2%
7.5%
AUD/JPY
-4.0%
6.5%
NZD/JPY
-5.9%
7.5%
ZAR/JPY
-13.1%
1.2%
TRY/JPY
-1.9%
0.1%
CNH/JPY
2.4%
1.8%
MXN/JPY
0.5%
2.7%
SGD/JPY
0.0%
12.1%
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアの前日比ポジション増減
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