「ブルー ドゥ シャネル」が世界で支持される理由

シャネルの香水「ブルー ドゥ シャネル」は、創業106年のファッションメゾンの本拠地であるフランス発ではあるものの、世界的な現象となっている。ウッディで男性的なこの香りは、英国やアメリカをはじめ各国で常に売上上位にランクインしている。そして本日2026年4月23日(米国東部標準時)、シャネルはこの大ヒットフレグランスの新たな顔として、まさにそのグローバルなファン層を体現する人物を起用したと発表した。その人物とは、ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA』(2019年~)や『フランケンシュタイン』(2025年)、『嵐が丘』(2026年)などで知られるオーストラリア出身の俳優ジェイコブ・エロルディ。あるいは、彼の影響力ある着こなしを真似しようとしたことのあるメンズウェア好きとして知っている人もいるかもしれない。彼のキャンペーンは5月に公開予定だ。

シャネルのフレグランス&ビューティ部門グローバル・クリエイティブ・リソース責任者であるトマ・デュ・プレ・ド・サン・モールは声明で次のように述べている。「『ユーフォリア』以来、私は数年間ジェイコブ・エロルディのキャリアを追ってきました。彼はブルー ドゥ シャネルを完璧に体現しています。自由、神秘性、磁力のような魅力、そして現代性とある種のクラシックなエレガンスを融合させた男性像を表現しているのです」 

シャネルの香水「ブルー・ドゥ・シャネル」のcm撮影に臨むジェイコブ・エロルディの姿を写したエスクァイアの独占写真。

courtesy of Chanel

キャンペーンムービーを撮影中のジェイコブ・エロルディ。

シャネルと映画の深い関係性

一方エロルディ自身は、その香りだけでなく、香水に紐づく短編映画を制作するために、カメラの前後で一流の才能と長年にわたり協働してきたシャネルの歴史にも惹かれたという。(彼はマーゴット・ロビーと共演した『シャネル No.5』のプロモーション映画『See You at 5』の撮影現場でデュ・プレ・ド・サン・モールと出会っており、同氏はその体験を『啓示的だった』と表現している)

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エロルディは声明でこうも語っている。「これまでこのメゾンとコラボレーションしてきた映画監督や俳優たちは、私が心から尊敬し、憧れている人たちです。そのストーリーの一部になれることを光栄に思います」

シャネルの香水「ブルー・ドゥ・シャネル」のcm撮影に臨むジェイコブ・エロルディの姿を写したエスクァイアの独占写真。

courtesy of Chanel

Another peek at Elordi on set.

こうした映画的なつながりを抜きにしても、エロルディをフレグランスの顔に据えるのは極めて理にかなっている。彼は長身で、驚くほどハンサムで、確かな演技力を持ち、多くの人々に「彼のように着こなしたい」と思わせる俳優だ。もちろん、「彼のような香りになりたい」と思うのも自然だろう。しかし実際には、彼に近づいてその香りを確かめる機会などほとんどないため、これまではそれが少し難しかった。だが今や、ジェイコブ・エロルディのような香りをまといたければ、「ブルー ドゥ シャネル」をひと吹きすればいい。それで問題は解決だ。

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