アースデイの起源となったのは、1969年にカリフォルニア州サンタバーバラで起きた原油流出事故。きれいな空気と水資源の大切さについて訴えるため、アメリカの上院議員で環境活動家のゲイロード・ネルソンが1970年の4月22日に討議集会を開いたのがきっかけだ。
ネルソンは活動の統括役として当時ハーバード大学の院生だったデニス・ヘイズを指名し、全米各地の市街地でラリーを開催。これに当時のアメリカ人口の10%にあたる2000万人もの人々が参加し、イベントは大反響を呼んだ。以来アメリカでは、気候危機、大気汚染、森林伐採など、地球が抱える深刻な環境問題にスポットライトを当てるアースデイが例年4月22日に祝われるようになった。そして1990年、ヘイズは環境活動家のグループとともにグローバルなイベントを開催し、アースデイは国際的なキャンペーンとなったのだ。
現在では、国際団体「Earthday.org」が主導し、毎年4月22日をアースデイ、4月全体をアースマンス、そしてアースデイまでの1週間をアースウィークと呼んでいる。
再生可能エネルギーによる発電量を増やす。「私たちの力、私たちの地球」
「EarthDay.org」が掲げる、2026年のアースデイのテーマは「OUR POWER, OUR PLANET(私たちの力、私たちの地球)」。世界中の人々が再生可能エネルギーの実現に向けて団結し、健全で持続可能、公平で豊かな未来を築くことを目指す。
そして環境負荷が強まり、社会が不安定さを増すなかでも、「私たちの土地・大気・水を守るための取り組みは、確かな成果を上げており、強靭で、今もなお継続している」とし、変革の力強さを訴えている。


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