国内宿泊予約の増加を示すデータ=allmytour(c)news1

国内宿泊予約の増加を示すデータ=allmytour(c)news1

【04月18日 KOREA WAVE】中東情勢の緊張による原油価格の上昇と為替高の影響で、韓国の旅行需要が海外から国内や近距離へと大きく移行している。航空費用の急騰を背景に、国内旅行へ戻る動きが鮮明になった。

宿泊予約プラットフォーム「allmytour」によると、2026年3月の韓国人による国内宿泊予約件数は前年同月比92.7%増と急増した。さらに4月1日から5日までの予約は前年比115.3%増と、増加の勢いは一段と強まっている。

背景には航空燃料価格の急騰がある。国際航空運送協会の統計によると、3月第4週の世界平均ジェット燃料価格は1バレル当たり195ドル(約2万9000円)を超え、戦争前の約2倍に上昇した。これにより燃油サーチャージの負担が増え、長距離旅行のハードルが一気に高まった。

このため韓国国内に加え、日本やベトナムなど近距離旅行先への需要が増加している。航空費用を抑えながら旅行を楽しむ実用志向が強まっている。

一方、海外旅行では値上げ前に需要が集中する動きも一時的に見られた。3月末には航空券と連動した宿泊予約が急増する現象も確認されたが、全体としては長距離旅行の減速傾向が明確となっている。

訪韓外国人の動きも活発だ。中国や東南アジアからの宿泊予約はそれぞれ63.1%、78.2%増加した。さらに、BTSの公演が開かれた週には外国人予約が前週比103%増と急伸するなど、インバウンド需要も拡大している。

業界関係者は「航空需要は大手航空会社の長距離路線から、LCC中心の短距離路線へと再編が進んでいる」と分析する。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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