まずは、私たちが取り組んでいる内容について、短い動画でご紹介させてください。
仕事も育児も頑張るご家庭に、もっと余裕と、もっと笑顔を。
共働きで子育てをしている家庭は、働き手として社会を支えながら、次の世代を育てる大切な存在です。
Hitotokiは、そんな共働き子育て家庭が、安心して日常を重ねられる“仕組み”をつくる取り組みです。




はじめまして。Hitotoki代表の石崎祐大です。
私は現在、5歳と3歳の子どもを育てながら、共働きで家事・育児と仕事に向き合っています。
共働きで子育てをしていると、日々の生活は想像以上に余裕がありません。例えば、こちらは子育て家庭の一つの例です。

小さな子どもがいて、両親ともに正社員として働いている家庭。
朝は慌ただしく始まり、日中はそれぞれ仕事に向かい、夕方は時間に追われながら保育園へ子どもを迎えに行く。
帰宅後は、夕食の準備や片付け、お風呂、寝かしつけまでを交代しながらこなしていきます。
スケジュールを見ていただくと分かる通り、
基本的に子どもが寝るまでは自由時間はほとんどありません。
やるべきことを回すだけで一日が終わっていきます。
これは特別な家庭の話ではありません。
私自身も、まさに同じような生活を送っています。
実際にその毎日を経験する中で、私は一つの疑問を持つようになりました。
少子高齢化が進む日本において、働きながら子どもを育てる家庭は社会を支える重要な存在です。
それにもかかわらず、その生活は個々の家庭の努力に委ねられ、「大変なのは自己責任」とされがちです。
社会にとって重要な役割を担っている家庭が、なぜここまで余裕のない状況に置かれているのか。
この構造を少しでも変えられないだろうか。
そう考えたことが、Hitotokiの活動を始めたきっかけです。

いま、日本では多くの家庭が共働きで生活を支えています。
しかしその一方で、子育ての負担の大きさは、社会全体の数字にも表れています。

子どもを持つ家庭の約6割が、希望していた人数よりも子どもが少ないと回答しています。
また、未婚者では、20代女性で子どもが欲しいと答えた方は全体の約4割にとどまっています。
こちらは、子供の年齢別に見た正規職員で働くお母さんの割合です。

子供が生まれた時は約4割の方が正規職員で働いていますが、子供が5歳になる頃には、それが2割まで減少をします。
いま、両親がバリバリキャリアアップをしながら、子供を育てるということが、
世の中ではほぼ継続困難なものとして認識されている状況があります。
このような状況が続いた場合、どのような未来が待っているのでしょうか。
2023年に生まれた、いま3歳の子どもの将来を予測したデータがあります。

その子どもが12歳になる頃には、小学生の数は現在よりも約4割減少します。
47歳になる2070年頃には、年間の出生数は約8.2万人まで減少すると予測されています。
2024年に出生数が70万人を下回ったことが大きなニュースとなりましたが、さらにその約9分の1まで減少する見込みです。
そして、その子どもが67歳になり年金を受け取る頃には、それを支える現役世代の人口は、今よりも8割以上減少すると予測されています。
私たちは今、こうした社会を次の世代に残そうとしている状況にあります。

そのような状況の中、
もし、子供を欲しいと思う方が、希望する子供を持つことができたとしたら、
10年間で人口は約200万人増加し、将来的な働き手不足の改善に期待ができます。
また、もしキャリアアップしたいと思っている人が、正規職員で働き続けることができたら、
生涯で6,000万円近くの税金、社会保障料を社会のために支払うという調査結果があります。
このように、働く子育て家庭は社会にとって非常に重要な存在です。
この人たちを「大変なのは自己責任」と突き放すのではなく、社会で支えていくことが重要だと考えています。

では、Hitotokiが目指していることをお話しします。

いまの共働き子育て家庭は、 例えば、貧困家庭のように、支援が必要な対象と見なされる存在ではありません。
しかし実際には、仕事と子育ての両立に追われ、 日々ぎりぎりのバランスで成り立っているご家庭も多いのが現実です。
このままでは、
「大変そうだから子どもはやめておこう」
「キャリアはどこかで諦めるしかない」
そんな空気が広がってしまいます。
私たちが目指したいのは逆です。
共働き子育て家庭が、 “なんとか回している存在”ではなく、 「幸せのロールモデル」として憧れられる存在になること。
子どもを産みたい。 キャリアも伸ばしたい。 そう思う人が、安心してその人生を選べる社会をつくること。
それが結果的に、持続的な社会への貢献につながると考えています。
Hitotokiは、その実現のために、 単なるサービス提供や慈善活動ではなく、
国・自治体・企業・NPOと連携しながら、
社会性と経済性を両立させた支援の仕組みを作ることを目指しています。


Hitotokiが主な対象としているのは、共働きで、小さな子どもが2人以上いる、仕事も家庭も、どちらも負荷が高い状態にあるご家庭です。
これまでに50組以上の共働き子育て家庭にインタビューを行ってきました。
そこで繰り返し聞こえてきたのは、「とにかく人手が足りない」という声でした。
時間がない。余裕がない。一日を回すだけで精一杯。
しかし同時に、多くの方が口にしていたのは、「誰かに気軽に頼ることができない」という現実でした。
家事代行を利用するにも、人を家に入れるための準備や心理的な負担があります。
外食をするにも、移動の大変さや栄養面への不安があります。
さらに、こうした外部サービスを継続的に利用することは、金銭的にも大きな負担になります。
つまり、選択肢は存在していても、それを日常的に使う余裕がない。
その結果、自分たちで抱え込むしかなくなり、子どもに余裕を持って関われている実感が持てない。
そして多くの方が、
「もっと関わってあげたいのに」という罪悪感を抱えながら日々を過ごしていました。
私たちは、
・気軽に助けてもらえない構造
・子どもに関われている実感を持てない状態
この2つを解決することが、
共働き子育て家庭の生活満足度を大きく引き上げる鍵だと考えています。

Hitotokiは、共働き子育て家庭の課題を解決するため、
集合住宅内の共用スペースを活用した「食事+親子の時間」を提供する活動を進めています。


このサービスは、大きく3つの機能を持っています。
1つ目は、気軽に利用ができるということです。
集合住宅内で完結するため、外出の負担がありません。 さらに、家事代行のように自宅に人を招き入れる必要もないため、 心理的なハードルも低く、気軽に利用できます。
2つ目は、食事の負担を減らすこと。
1日の中で、食事は「準備」「食べさせる」「片付け」と 多くの時間とエネルギーを使います。
この部分を担うことで、 親に“余白の時間”を生み出します。
さらに、管理栄養士監修のもと、
毎日でも安心して利用できる栄養満点の食事を提供しています。
3つ目は、その余白を“親子の時間”に変えること。
学びにつながる食育などのアクティビティや、 季節に応じた体験を通して、 子どもとしっかり向き合える空間をつくります。
単に楽をするサービスではなく、
「子供に関われている」という実感を生み出す仕組みになっています。

では、この支援をどのように実現していくのかについてお伝えします。

Hitotokiは、社会性と経済性の両立によって、持続可能な仕組みをつくることを目指しています。
まず、今後は一般社団法人を設立し、子育て家庭を支えるための公共性のある基盤を整えていきます。
そのうえで、マンション管理会社や自治体、企業、地域団体などと連携しながらサービスを広げていきます。
これまでにも、
・大手住宅管理会社との連携
・子育て世帯を支援するNPO法人のプログラムへの採択
・食事を取り扱う公益社団法人からの食事メニューの監修 など、
少しずつ協働の取り組みが進んできました。
住宅の価値向上や地域コミュニティの活性化、企業の社会的価値向上にもつながる形で連携することで、「支援される側」だけでなく「支える側」にとってもメリットのある仕組みをつくっていきます。
しかし、社会性だけでは継続できません。
収益性の確保のため、食事提供については子育て世帯に限定せず、一般の方にも提供を行います。
そのために、食事の調理拠点を整備し、安定的に提供できる体制を構築します。
調理機能を集約することで品質を保ちながら規模を拡大し、より多くの家庭に届けられる仕組みへと発展させていきます。
社会的意義と、事業としての持続性。
この二軸で、持続可能な支援モデルを実現していきたいと考えています。

現在の活動状況についてお伝えします。
すでに、大手住宅管理会社との連携により、集合住宅への導入が決定しています。
住宅管理会社側では、子育て世帯の入居促進や居住満足度の向上といった課題意識を持たれていました。その中で、私たちの取り組みに共感いただき、導入が実現しました。
現在は、大阪府内の団地集会所にて、月2回のペースでサービス提供を行っています。
単発イベントではなく、継続的なサービスとしての実装を進めており、最終的には平日は毎日提供できる運営体制の構築を行う予定です。
大手住宅管理会社と共同で導入時の初回イベントも実施しました。
子育て世帯への認知向上の機会として住宅管理会社様からご提案をいただき、季節イベントとして開催し、実際にサービスを体験していただきました。

その結果、
・食事満足度
・アクティビティ満足度
ともに非常に高い評価をいただきました。
さらに、「今後どのくらいの頻度で利用したいか」という問いに対しては、
「週3〜4回利用したい」という回答も多く見られました。
これは、単発イベントとしての関心ではなく、
日常的なニーズが確実に存在していることを示していると考えています。
Hitotokiは現在、実証段階を終え、
本格的な展開に向けて歩みを進めているフェーズにあります。

今回のクラウドファンディングでは、 集合住宅内における親子の学びと遊びの環境を整えるため、 知育おもちゃの導入を行います。
今回購入するボーネルンドの知育おもちゃは、単に楽しいだけでなく、子どもの学びにつなげることができるため、
親が「子どもに関わってあげれている」と実感できる空間作りをする上で、非常に重要なものになると考えています。

今回のクラウドファンディングは、私たちの活動を進めていくにあたっては12万円と少額で小さな一歩だと思われるかもしれません。
しかし、Hitotokiは、共働き子育て家庭を支える取り組みを
社会性と経済性の両立によって持続可能な仕組みとして確立することを目指しています。
まずはこの活動を多くの方に知っていただき、 共感していただける方を増やし、
支援・応援をしていただける方を一人でも多く作ることが本活動においては非常に重要になります。
本クラウドファンディングが成功した後には、第二弾、第三弾とクラウドファンディングも行いながら、事業規模の拡大を行う予定です。
そして、2026年度中には以下の目標を達成したいと考えています。
・導入拠点数:現状の1拠点から3拠点へ拡大
・月間サービス提供家庭数:現状の10家庭から30家庭へ拡大
・公式LINE・Instagram登録者数:500人
・参加家庭への満足度調査の継続実施と有効性検証:30家庭へのアンケートもしくはインタビュー調査実施
・地域飲食店との連携体制の構築:1団体以上との連携体制構築
・協賛企業パートナーの獲得:2社以上の参画
本プロジェクトは、 支援の形を少しずつ広げながら、 持続可能な支援モデルを社会に実装していくための第一歩となる挑戦です。
共働き子育て家庭を「大変な存在」としてではなく、社会を支える大切な存在として支える仕組みを作るため、 皆さまの無理のない形でのご支援をいただけると大変嬉しいです。
——————————————
ご留意事項
※掲載している画像は掲載許諾を得ております。掲載しているお子様の画像は保護者より掲載許諾を得ています。
※応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。

WACOCA: People, Life, Style.