「PTAなんて、正直めんどくさい」
ずっとそう思っていました。
だって、やる人ってだいたい決まっていませんか?
なんとなくうまく回っているし、仕事もある中で、自分が中途半端に関わって迷惑をかけたら嫌だな…と。
だから、できれば“関わらない側”でいたかったんです。
そんな私が、なぜか今、副会長です。しかも昨年度1年やってみた結果、今年度は“立候補”。
いちばん驚いているのは、自分です。
きっかけは、かなり軽め
最初の一歩は、本当に軽いものでした。
「学級委員が足りません」
という連絡が回ってきて、よく見ると
「LINEのやりとりだけで完結します」とのこと。
それなら…
困っているならやろうかな。
くらいのテンションで手を挙げました。
やってみてまず驚いたのは、
ワーママ・パパ率の高さ。
「余裕がある人がやるもの」だと思っていたのに、実際は、仕事も家庭もある中で、無理のない範囲で関わっている人ばかり。
しかも、
育児や教育環境にしっかりコミットしたいという教育熱心な方が多い。
思ってたのと違うかも?と、ここでちょっとだけ認識が変わりました。
気づけば、情報がめちゃくちゃ集まる
PTAに関わるようになってから起きた変化。それは、
子どもに関する情報量が一気に増えたことです。
保護者会に行くと、やたら話しかけてもらえる。気づけばママ友・パパ友が増えている。
そして会話の内容がすごいんです。
「最近○年◯組でトラブルあったよ」
「この辺だと△△塾がいいよ」
「地元中学、ここがちょっと…」
いや、情報量多いな!と(笑)
特に、中学生・高校生のきょうだいがいるご家庭の話はリアルで、
同学年じゃないからこそ、かなり踏み込んだ話も聞けたりします。
私も他の委員さんに、我が家の中学受験の話を赤裸々にお話ししています。
学校との距離も、ぐっと近くなる
もう一つの変化は、学校との距離感。
先生方に顔を覚えてもらえるので、「あの件ちょっと気になっていて…」みたいなことも、校長先生や副校長先生にサッと話しかけられるようになります。
これ、地味に大きいです。
トラブルが大きくなる前に「気軽に相談できる」に変わる安心感。
学校がぐっと身近な存在になりました。
災害時にも役立つ?!
あと、これはやってみて意外だったのですが、
地域に顔見知りが増えること自体が防犯・防災につながるということ。
PTAをやっていると、学校だけじゃなくて、地域の方や他学年の保護者とも自然とつながりができます。もちろん、子どものことを知ってくれる大人が増えます。
普段はあまり意識していませんでしたが、何かあった時に、
子どもが安心して助けを求められる人がいることってすごくありがたいなと感じています。
実際に、災害時に「近所の状況がわからない」と困った人は約2割いる一方で、
7割以上の人が「近所の人が支えになる」と感じているというデータもあります。
地域の防災・災害対策、「情報共有体制の構築“できている”」2割。 有事に備えたご近所付き合いは“顔見知り以上、知人未満”の関係を重視
子どもが小学生・中学生になると、親と別行動する時間が増えます。災害が起きた時、事件に巻き込まれた時、親が近くにいるとは限りません。
子どものことを知ってくれている地域の大人がいたら、声をかけてくれる知り合いが増えたら、子どもにとってはとても心強いと思います。
防災というと備蓄や避難グッズを思い浮かべがちですが、こうしたゆるいつながりも立派な“備え”なんだなと感じています。
子どもにも変化が…
