
ロンドンのガソリンスタンドで3月5日撮影。REUTERS/Jack Taylor
[14日 ロイター] – イラン情勢に伴う燃料価格の高騰が英国の消費者を圧迫し、旅行関連支出が減少したことが、14日発表された調査で分かった。
バークレイズが2月20日─3月26日に実施した調査によると、3月の個人消費は前年比0.9%増加した。
一方、 旅行関連支出は3.3%減少し、2021年3月以来のマイナスを記録。 旅行代理店と航空会社で特に減少した。
消費者の7人に1人は、中東情勢の不透明感を受けて高額商品の購入を先送りしていると回答し、同程度の割合の人が貯蓄を増やしていると答えた。バークレイズのエコノミスト、ジャック・ミーニング氏はこうした動きについて「今後数カ月にわたり経済活動が鈍化するというわれわれの見方を裏付けるものだ」と述べた。
英小売協会(BRC)が4月4日までの5週間に実施した別の調査では、3月の小売売上高が前年比3.6%増加した。2月は1.1%増だった。イースター(復活祭)の時期が例年より早かったことに伴い、食品の売上高が大幅に増加した。
一方、BRCのヘレン・ディキンソン最高経営責任者は「非食品部門はまちまちだった」とし、「コンピュータ、玩具、家庭用品の需要は堅調だったが、衣料品や靴は引き続き苦戦した」と指摘。「中東紛争による海外旅行の混乱も旅行関連品の売上高に打撃を与えた」と述べた。
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