前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。
作成日時:2026年4月13日 15:13
4月10日〜13日のドル円市況|停戦協議は物別れで原油高・ドル高
4月10日のドル円は、米国の3月消費者物価指数の伸びが予想ほどではなかったことで158.879円まで下落する場面があったものの、米イランの和平交渉を週末に控えた「有事のドル買い」も意識され、下値は限定された。結果的に、下落幅は限られる展開となった。
本日のアジア時間は、11日の米国とイランの協議が合意に至らなかったことを受け、トランプ米大統領がホルムズ海峡を米国自らが封鎖すると表明したことで原油高・ドル高が進み、ドル円は159.854円まで上昇した。もっとも、160円を前にして本邦の口先介入も警戒され、ニュースの割には円安が進まなかった印象だ。

ドル円 60分足チャート(外為どっとコム外貨ネクストネオ)
FX取引金額と個人投資家ポジション動向、取引金額は前日比 -17.7%
取引金額が前日比で17.7%減少しており、市場全体の活況がやや落ち着き、商いが細っている様子がうかがえた。また、 買建玉が7.9%と減少しているのに対し、売建玉は4.6%増加し、個人投資家の円買い目線が強まった。
取引金額(%)
売建玉(%)
買建玉(%)
前日比
-17.7%
4.6%
-7.9%
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のポジション円換算金額
市場シェア上位通貨ペア、ドル円が減少、メキシコペソ円は増加
ドル円(USD/JPY)が72.5%と市場シェアの大部分を占めているものの、前日比では-4.2%となり、取引の集中がやや緩和された。また、2位のメキシコペソ円(MXN/JPY)は8.5%、前日比+2.7%と存在感を示した。ドル円から流れた資金の一部が向かっている可能性がある。
順位
通貨ペア
市場シェア(%)
前日比(%)
1位
USD/JPY
72.5%
-4.2%
2位
MXN/JPY
8.5%
2.7%
3位
AUD/JPY
3.9%
-0.4%
4位
EUR/JPY
2.8%
1.0%
5位
ZAR/JPY
2.4%
-0.4%
6位
GBP/JPY
2.3%
0.3%
7位
EUR/USD
2.1%
0.4%
8位
AUD/USD
1.8%
0.1%
9位
TRY/JPY
1.6%
0.2%
10位
NZD/JPY
1.1%
0.3%
※外貨ネクストネオ取り扱い30通貨ペアのうち、取引量上位10位
主要通貨ペアのポジション増減|主要通貨でショートが増加
ドル円(USD/JPY)、ユーロ円(EUR/JPY)、ポンド円(GBP/JPY)などの主要通貨において、売ポジションが増加する一方で買ポジションが大きく減少しています。特にユーロ円は買ポジションが34.6%と大幅に減少した。また、トルコリラ円(TRY/JPY)の売ポジションは57.5%減少したことも目立った。
通貨ペア
売ポジション(Short)
買ポジション(Long)
USD/JPY
7.1%
-11.5%
EUR/JPY
5.0%
-34.6%
EUR/USD
6.6%
-8.5%
GBP/JPY
8.0%
-18.5%
AUD/JPY
-4.0%
-3.0%
NZD/JPY
-4.9%
-2.1%
ZAR/JPY
-2.1%
0.4%
TRY/JPY
-57.5%
0.3%
CNH/JPY
2.6%
4.3%
MXN/JPY
-0.5%
-3.0%
SGD/JPY
0.1%
-0.6%
※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアの前日比ポジション増減
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