「痛快!明石家電視台」「ちちんぷいぷい」「よんチャンTV」など毎日放送の人気番組のアナウンサーを歴任し、2026年4月よりフリーとして再出発した武川智美さんが登場。韓ドラフリークの武川さんが推薦してくれたのは、韓国のガールズグループ「少女時代」のユナと次世代俳優イ・チェミンが主演の『暴君のシェフ』。キャストやストーリー、シーンなど、いろいろな角度から“武川流”の楽しみ方を語っていただきました!

※本記事はNetflixシリーズ『暴君のシェフ』の一部ネタバレを含みます。

Netflixシリーズ『暴君のシェフ』とは

Netflixシリーズ『暴君のシェフ』とはNetflixシリーズ『暴君のシェフ』とは

『暴君のシェフ』は、韓国最大手のドラマ制作会社「スタジオドラゴン」が手がけた2025年のヒット作。時代劇にラブコメとグルメの要素をミックスさせた作品で、世界的ガールズグループ「少女時代」のユナが天才シェフ役を演じたことでも注目を集めました。

フランス料理のコンクールで優勝し、3つ星レストランの料理長に指名されたヨン・ジヨンは、帰国中の機内での不思議な現象をきっかけに、500年前の朝鮮王朝時代にタイムスリップ。そこで出会ったのは、絶対味覚を持つ暴君のイ・ホン。あり合わせの食材で作った料理でイ・ホンに一目置かれたジヨンは、宮廷料理人として仕えます。やがてイ・ホンの過去と孤独を知り、次第に心の距離を縮めていきますが、宮廷内の陰謀や権力闘争に巻き込まれ……。

時代劇×タイムスリップ×料理の面白すぎる三角関係

――『暴君のシェフ』とはどのようなストーリーですか?

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超一流の女性シェフのジヨンが500年前の朝鮮王朝時代にタイムスリップし、美食家で冷酷非道な暴君のイ・ホンの宮廷料理人として仕え、たくましく生き抜いていく……というストーリーです。時代劇×タイムスリップ×料理の三角関係が、この作品の一番のポイントですね。

――作品を観た感想はいかがでしたか?

「料理で人は変われる」と強く感じました。最初は「スープがぬるいから処刑」などと冷たく言い放っていたイ・ホンの心を料理で解いていくんです。ちゃんとお腹を満たしていれば、正しい道を歩むことができる、と。韓国で食はこんなに大事にされているんだと感じました。

韓国ドラマを観ていると「パン モゴッソヨ?(もうご飯食べた?)」というフレーズをよく耳にしますが、これは親しい間柄で交わすあいさつ代わりの言葉です。食で心を通わせることは今も昔も変わらない。『暴君のシェフ』を通じて、そうしたメッセージを伝えようとしているんじゃないかと思います。

――タイムスリップ×料理の面白さとは?

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最大の面白さは、「現代の料理が存在しない時代に、料理で勝負する」という無茶に挑むところです。当然ですが、500年前に現代の料理はなく、食材もありません。日本でいうなら織田信長にカルボナーラを振る舞うようなものです(笑)。『暴君のシェフ』ではそんな時代でも現代の料理を作り上げるジヨンの知恵と腕前、そして500年前でも「おいしいものはおいしい」というイ・ホンの絶対的な味覚の化学反応が面白いですね。

――イ・ホンがジヨンの料理を食べた時の反応は?

時代劇×タイムスリップ×料理の面白すぎる三角関係
イ・ホンがジヨンの料理を食べた時の反応は?時代劇×タイムスリップ×料理の面白すぎる三角関係
イ・ホンがジヨンの料理を食べた時の反応は?

ジヨンの料理を口にした時のイ・ホンのリアクションがすごくコミカルなんです。辛いものであれば火花が上がったり、甘いものであれば蜜がとろりと溢れるような演出で! ジヨンの料理を口にした時の衝撃や感動が漫画のような演出で表現されているので、視覚的にも伝わりやすかったです。料理を食べた時のイ・ホンの反応は要チェックです!

――武川さんは『暴君のシェフ』をどのように楽しまれましたか?

物語として楽しむのはもちろんですが、韓国の歴史や文化、風習などを知れるところも含めて楽しく観ました。
大学時代に史学科で日本古代史を専攻していたので、もともと歴史や文化には興味があるほうなのですが、韓国については歴史や文化の知識はありませんでした。

ただ、韓国ドラマの時代劇を観るようになってからは自分で調べるようになりました。例えば、韓国のお箸やスプーンは銀色ですが、これは朝鮮王朝時代からの名残。宮廷内では毒を盛るクーデターが起こっていたため、気味(きみ)と呼ばれる毒見役がいて、毒物に反応すると変色する銀製のカトラリーが使われていたようです。

――『暴君のシェフ』は恋愛ドラマでもあるんですよね。

時代劇×タイムスリップ×料理の面白すぎる三角関係
『暴君のシェフ』は恋愛ドラマでもあるんですよね。
時代劇×タイムスリップ×料理の面白すぎる三角関係
『暴君のシェフ』は恋愛ドラマでもあるんですよね。

いつも観ている韓国ドラマのラブコメと比べればラブラブ度は控えめですが、ユナさんとチェミンさん演じるヨン・ジヨンと、イ・ホンの恋は素敵で画になります! あくまで王と料理人という立場をわきまえた恋模様ですが、それがほんわかとした雰囲気を醸し出していて好印象なんですよ。

最近倍速で観る人も増えているようですが、2人が見つめ合うシーンは速巻きで観ないでください! お互いが気持ちを確かめている時間ですからね(笑)。2人が視線を交錯させる瞬間を存分に堪能してください!

純愛×ツンデレ、トキメキが止まらない

――天才シェフのヨン・ジヨンを演じたユナさんの演技はいかがでしたか?

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代役なしでほぼすべてをこなした料理シーンが本当にすごいです! 超一流のシェフを演じ切るために相当な努力を重ねたそうです。そうしたキャストの演技力や演出、作品の構成も含め、『暴君のシェフ』は韓国国内でも高く評価されているそうです。

――一方、イ・ホン役のイ・チェミンさんの演技は?

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冷酷な暴君役がすごくハマっていて、ユナさんと並んだ時の姿もしっくりきます。あとはなんと言ってもツンデレの演技! やりたい放題の暴君が未来からやって来た料理上手で美人のジヨンに心を鷲づかみにされて、めちゃくちゃトキメキました! ツンデレは女性にとって最高のトキメキですね(笑)。

その演技を観て直接会いたいと思い、チェミンさんのファンミーティングにも参加しました。Netflixでしか観たことがなかったチェミンさんは確かに実在していました(笑)。顔がとてもちっちゃくて、190㎝級の長身でスタイルが良くて! 実際に気持ちを伝えることもできて、涙が溢れてくれるほど感動しました。

――『暴君のシェフ』で好きなシーンを教えてください。

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イ・ホンが所有する海外の珍しい草花が植えてある植物園にジヨンを初めて招き、鑑賞している時のシーンですね。韓国ドラマあるあるですが、ジヨンが滑る、イ・ホンがジヨンの背中に手を回す、2人の距離が一気に縮まる、キスを意識する。この一連のシーンに限ります!

そのシーンは綺麗な蝶や草花で彩られたロケーションで、2人の美しさが一段と引き立っていたのも印象的。ビジュアルはもちろんですが、2人の仕草も美しい! イ・ホンの堂々とした立ち居振る舞い、うれしいけど戸惑いもあるジヨンの女性らしさが、そのシーンと絶妙にマッチしているんです。

――料理での印象的なシーンは?

負ければ領土を奪われる明(中国の王朝)との料理対決のシーンです。イ・ホンはジヨンの料理の腕に国の命運を託したんです。

料理対決はお題が決まっていて、例えば親孝行の「孝」が提示されれば、その漢字にまつわる想いをお皿の上で表現し、心も動かす料理でなければいけないんです。食はただおいしいだけではなく、心を動かす力があるという作品全体のメッセージにもかかっているんじゃないかと思います。

それに、料理人としてのプライドを持って正々堂々と対決する両者のスポーツマンシップのような姿勢、おいしいものはおいしいと素直に認める潔さも観ていて清々しかったですね。

主人公がくれるあきらめない気持ち、勇気をもらえる作品

――この作品を簡潔に表現するなら?

「あるわけない」の連続なのに、いつの間にか没入している作品だと思います。私はいつもリアルタイムで観たいタイプなので、『暴君のシェフ』は1週間待たなければいけなかったんですが、その1週間が長くて辛い! 次の配信まで待ち切れないんですよ(笑)。

『暴君のシェフ』がNetflixで配信されると知った時、とても楽しみにしていました。キャスティングはもちろんですが、「『暴君のシェフ』ってどういう意味なんだろう?」と作品名にも興味をそそられました。

作品を観ていくうちに、その意味が一つひとつ回収され、料理が人を変えていくという壮大なテーマにつながっていきます。しかも、それが今日の韓国でよく使われている「もうご飯食べた?」というフレーズに行き着くなんて! その一連のストーリーが美しすぎますよね。

――この作品をどのような人にオススメしたいですか?

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もし年齢や状況を理由に、何かをあきらめかけている方がいたら、是非観ていただきたいですね。ジヨンが現代に戻るために500年前の世界で生き抜こうとする執念や、「今できることをやり切りたい」という姿勢は、観ていて背中を押してくれるんですよね。

私も57歳という年齢でMBS(毎日放送)という会社を辞め、フリーになる決心をしました。この歳になると年齢を理由に挑戦をあきらめてしまう方も多いと思います。

そういう意味で、ジヨンの決して折れない姿勢が自分と重なって見えて、より強く刺さりました。若い方はもちろんですが、私と同年代の方も勇気をもらえるドラマだと思います。

今回の記事は「eo光チャンネル」で放送中の番組『Netflix Freaks』の連動企画。こちらの動画もご覧いただき、武川智美さんのプレゼンで作品の面白さをぜひ感じてください!

【Netflixシリーズ『暴君のシェフ』独占配信中】






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