少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券のネット証券3社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では722銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、直近3ヵ月の売上高と経常利益が前年同期比で増収増益を達成し、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均を下回る銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)直近3ヵ月の売上高と経常利益が前年同期比で増加、(4)PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる27社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは10日現在)
10日(金)に配信した「10万円以下で買える、増収増益&低PER【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 金額 増収率 直近3ヵ月 増益率 直近3ヵ月 PER
フィンテック 12600 9.3 4237 15.6 1333 9.0
KYORIT 23100 3.8 11748 59.5 394 8.8
アルピコHD 23500 3.7 27680 33.6 998 9.0
Dmミックス 31200 8.4 5671 76.1 428 8.1
まんだらけ 32800 9.8 4130 74.6 543 7.6
ミクニ 39900 3.7 26146 141 1008 8.4
ゼット 44500 5.9 13469 150 262 9.9
伊豆シャボ 47500 2.2 1348 0.8 259 9.5
明豊エンタ 48800 118 9940 711 1022 7.5
じもとHD 49900 17.4 11168 150 1310 7.9
Aバランス 51200 3.5 22411 411 1918 2.1
Jトラスト 60900 5.3 32224 123 5646 9.9
NITTAN 61600 9.5 13089 55.3 1081 8.1
ワッツ 62000 2.9 15924 1.3 566 9.1
ツカダGHD 64800 15.5 23982 6.3 5689 5.1
日本モゲジS 65000 4.9 2071 12.6 464 8.7
東リ 66600 6.9 29528 55.8 2025 9.4
あかつき本社 68500 23.8 19071 67.0 1749 6.1
シライ電子 70600 17.4 7572 5.1 580 7.6
フェイスNW 80000 69.1 8498 226 1529 7.0
カンダ 88000 0.7 13439 13.9 1138 7.9
AFC-HD 88300 4.4 8547 5.0 739 8.7
毎コムネット 91200 77.6 9397 67.3 542 9.7
エムケー精工 91600 11.0 9019 81.8 1505 7.1
天満屋ス 97000 1.9 14508 9.5 529 7.1
ビステム 97100 12.3 8179 45.8 436 9.1
共同PR 100000 24.6 2544 37.4 353 9.7
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PERが倍。
※予想配当が無配の銘柄は除いた。
株探ニュース
