フォローする
「つくったキャラで、本当にいい友達関係が築けるのか」。不安を感じても、親が止めてはいけない理由とは
6 min read
有料会員限定記事

4月を迎え、新たに中学生となった子どもたち。期待に胸をふくらませる一方、「新しい環境で友達ができるだろうか」と不安を抱える子も少なくありません。とりわけ、かつて小学校で友人関係につまずいた経験がある場合、その心配はなおさらです。中には「中学では別人のキャラでいく!」と意気込む子もいますが、親世代からすると「そんな仮面をかぶって、本当にいい人間関係が築けるのか?」と心配になってしまうもの。では、親はわが子の“キャラ変”にどう寄り添い、支えてあげればいいのでしょうか。
【年齢別記事 中学生~大学生のママ・パパ向け】
(1) 「家のことは親任せで勉強優先」の代償は 中学生の家事力の伸ばし方
(2) 中学進学機に「キャラを変える」と意気込む子 親が抱く不安と寄り添い方←今回はココ
◆これまでの記事一覧はコチラ
子どもの世界で、「キャラ設定」は大人が思う以上に重要
「中学入学は思春期の始まりのタイミングです。心理面でも大きく変化し、自分は何者なのかといったアイデンティティーの模索がスタートする段階です。こうしたタイミングにおいて『中学校生活ではキャラを変えてみよう』と思うのは、ある意味自然なことだと思います」。島根大学人間科学部教授で、こころとそだちの相談センターの高橋悟さんはこのようにコメントします。
そもそも親はキャラをつくり込むという発想に違和感を覚えますが、高橋さんは「こうした『キャラ設定』は大人が思う以上に今の子どもの人間関係では重要」だと説明します。
とはいえ、これまでとは違うキャラで新しい環境に飛び込むわけなので、成功するかどうかは未知数。ある意味、賭けと言える部分に親が危うさを感じるのは当然です。
では、中学入学を機に、キャラチェンジに挑もうとする子どもを、親はどのようにサポートすればいいのでしょうか。高橋さんに詳しく聞いていきます。

