【写真を見る】もはや“運、不運”の次元の話か…「100%防ぐのは難しい」車の「飛び石」被害が春先に増えるワケ 保険の補償対象も“事故認定”にとてつもないハードルが

■「車線変更してきたと思ったら『ピン』と飛んできた」

東名高速に新東名、国道1号線と、まさに“日本の大動脈”が通る浜松市。富士屋ガラス店浜松店では、いまの季節、修理の依頼が相次いでいるといいます。

「東名を走っていた時です。前方にワゴン車がすっと車線変更してきたと思ったら、『ピン』と飛んできた。これはどうしようもないなぁと」

修理で店を訪れた男性は苦笑いしながら、当時の状況を話してくれました。母親の見舞いのため、東名高速を走っていた時に飛び石にあったといいます。男性が被害に遭うのは、これで実に3回目。いずれも東名での出来事でした。「もうこりごりだ」と、この日も走行車線を、法定速度を守って走っていましたが、それでも防ぐことができませんでした。

「うちの店だと、1か月に100台ぐらいの依頼があります」

富士屋ガラス店浜松店の牧田振多郎店長によると、店には1年を通じてひっきりになしに修理を求めて、ドライバーが訪れるといいます。その数も年々増えていると感じるそうです。では、そもそも、なぜ、飛び石は起きるのでしょうか。

■スタッドレスタイヤの“罠”

JAF静岡支部の菊地一啓さんによると、飛び石とは「走行中に、前方の車や周りの車が巻き上げた小石や異物が車体やフロントガラスに当たる」現象のこと。その原因となるのが、路上に落ちている小石です。高速道路や幹線道路など、二車線以上の道の場合、車線と車線の間に小石が溜まりやすいことから、それを誤って飛ばしてしまうケースも多いといいます。

さらに、高速道路や自動車専用道では、車の速度が上がるため、飛び石の勢いも強くなり、結果として、フロントガラスに当たった際、ひび割れや破損につながりやすいのです。

Write A Comment