オーラルケアの疑問・質問に答える第二弾。「正しいケアをしているつもりなのに、何か物足りない」という声に応え、歯科医の生澤右子先生にオーラルケアの最新事情をQ&A形式で教えてもらいます。さらに、日々のケアを支える編集部おすすめ製品と、ガチで試したレポートも紹介。「何となく磨いている」から、卒業しましょう!
お話を聞いたのは……
1本目の記事はコチラから
11月8日は「いい歯」の日。歯ブラシだけでは汚れの6割しか除去できていないの知っていますか?>>
“いつものケア”を見直して! 意外と知らないオーラルケアの現在地
「歯や歯茎、舌など口全体の健康を保つには、日々のケアが何よりも大切です。オーラルケアを怠ると虫歯や歯周病、口臭といった口腔内のトラブルだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。定期的な検診を受けるとともに、毎日のケアで口腔環境を整えることが重要です」と生澤右子先生
さらに、「日常のケアに物足りなさを感じている場合は、お手入れの見直しも必要」とし、「毎日の歯磨きが“思い込みケア”になっている人は少なくありません。実際、歯ブラシのみでは歯の汚れの約60%しか除去できないと言われています。歯間ブラシやデンタルフロスなどを併用し、汚れや歯垢除去をする必要があるのです。歯や歯茎を守るためには、正しい知識と磨き方を身につけることが大切です」(生澤先生)。
そこで今回は、知っているようで知らないオーラルケアの疑問・質問をまとめてみました。
Q:歯ブラシのおすすめサイズは? 硬さは?
イラスト:Shutterstock
A:小さいヘッドの歯ブラシをおすすめしています。奥歯や歯の内側など、細かい部分にも小回りが効き、“磨き残し”を軽減できます。ブラシの硬さについては、歯茎を痛めないよう【ふつう】または【やわらかめ】がいいでしょう。
Q:歯ブラシとマウスウォッシュ、どちらを先に使うの?
イラスト:Shutterstock
A:マウスウォッシュには【液体歯磨き】と【洗口液】があり、それぞれに目的が異なります。液体歯磨きは歯磨き剤の役目があるため、歯磨き前の使用を。歯ブラシと併用すれば、しっかり歯を磨くことができます。
一方、洗口液は口内を清潔に保つためのものなので、歯磨き後に使うのがおすすめです(生澤先生)。
Q:歯間ブラシとデンタルフロス、どのように使い分けたらいい?
イラスト:Shutterstock
A:どちらも “歯と歯茎の境目”や“歯と歯の間”に残った汚れを取り除くためのアイテムです。
歯間ブラシは、主に歯と歯のすきまにある歯垢を除去します。一方、デンタルフロスは、歯と歯が接している狭いところの歯垢を取り除くのに適しています。
選ぶ際は、サイズ・太さに気をつけること。検診時に歯科医院で、各歯の間のサイズを確認してもらうと安心ですね(生澤先生)。
Q:歯磨きは1日何回? 外出先でも歯磨きは必要ですか?
A:夜の歯磨きは必ずおこない、残りは朝または日中に。合計2回を目安にしてください。大切なのは、回数よりも1回ごとの質。“ながら磨き”ではなく、ブラシの角度やフロスの入れ方を鏡で確認しながら丁寧に磨きましょう(生澤先生)。
Q:更年期に差し掛かり、以前より口の中が乾くのはなぜ?
A:40代〜50代の更年期に差し掛かると、ホルモンバランスの変化によって口腔環境も変化が現れます。「口の中が乾く」「ネバネバする」と感じるのは、女性ホルモンの減少により、唾液分泌が減っていると考えられます。よく噛む、会話を増やすなど、口の筋肉を動かすことを意識すると、唾液の分泌を促せますよ(生澤先生)。
