
変わる“暮らしのお金”
4月から暮らしに関わるお金のルールが変わりました。年金が増額し、問題となっていた『年収の壁』には“新ルール”も追加され、手取りが増えるといいます。一方で、収入は上がるものの、食料品の値上げに加え、イラン情勢の影響などもあり、家計の負担が増える不安も…。経営コンサルタント・坂口孝則氏が、新年度のお金事情を徹底解説します。
4月からの年金支給額は、『国民年金』の場合、2025年度は月6万9308円でしたが、2026年度には、月7万608円と、1300円上がります。
『厚生年金』(夫が基礎年金+厚生年金で妻が基礎年金)の場合は、月23万2784円から、月23万7279円となり、4495円上がることになります。
年金は4年度連続で増額しています。『国民年金』でみてみると、2022年~2026年の間に、5792円増額されています。そして『厚生年金』だと1万7686円増額されています。
Q.年金が上がるのはうれしいですが、今の物価高だとあまり意味がないですよね?
(経営コンサルタント・坂口孝則氏)
「2022年から2025年ぐらいまでで、物価全体で9%上がっています。食費でいうと20%ほど上がっているので、見た目の金額は上がったものの、“楽になった”という感覚はないんじゃないかと思います」
『帝国データバンク』によると、4月に値上げされる食料品は2798品目です。2026年1~4月には4271品目が値上げされていて、6割以上が4月に集中しています。
Q.やはり年度替わりで上がるんですね
(坂口氏)
「年度替わりが一番理解されやすいというのがありますけど、大体2~3か月前に卸売りとの価格交渉が始まります。妥結して、大体4月から一気に値上げが増えるということなんですが、重要なのは、まだイラン情勢の影響前ということです」
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