国土交通省が3月30日に公表した「公共事業労務費調査」(2025年10月調査)結果によると、公共工事に従事する建設企業、建設労働者の社会保険加入状況は、企業単位で99.1%、労働者単位で95%となった。
企業単位の加入率は、雇用保険・健康保険・厚生年金保険とも99%となり、ほぼ100%に近い水準となっている。労働者単位の加入率は、雇用保険・健康保険では97%、厚生年金保険は96%だった。
社会保険加入状況の推移
小規模企業の加入状況に課題
職種別では、3保険すべてに100%加入している企業はブロック工・タイル工・屋根ふき工・ガラス工・建具工など24職種。一方、最も低かったのは石工の83%だった。大工は94%で、未加入も4%ある。
労働者単位では、3保険すべてに100%加入している職種はタイル工など10職種にとどまった。特に、石工(89%)、ブロック工・サッシ工(91%)、交通誘導警備員B(78%)などで低い割合となっている。大工は97%だった。
事業規模別では、企業における加入率は99%だが、1~4人の事業所規模では95%と、他の規模に比べて低い水準に。労働者単位では「5~9人」規模で95%、「2~4人」規模で88%、「1人」では81%となった。給与形態別では、日給制の労働者における加入率が91%となり、月給制の労働者の水準(98~99%)を下回った。
事業所規模別社会保険加入率
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