NOSE SHOP、香りの独自コンテンツに支持 ECで顧客の買い物をフォロー

NOSE SHOP、香りの独自コンテンツに支持 ECで顧客の買い物をフォロー

ニッチフレグランス専門店のNOSE SHOPは自社ECサイト上で独自コンテンツを拡充している。単なる「購入の場」ではなく、「香りの文化の発信やファンを獲得する場所」と定義しているという。

新規顧客には税込900円でランダムに1.5〜2ミリリットルの香水が届く「香水ガチャ」が好評で、気軽に試せる仕組みを作っている。また、「ムエット(試香紙)セット」も不定期で販売し、遠方の顧客も店頭のように自分好みの香りを探すことができる。

年に2回ほど開催する「NOSE SHOP 小店」は既存顧客からの支持を集める。通常はフルボトルの高価な香水をミニサイズで販売する企画で、フルボトル購入への橋渡しとなっている。

中森友喜社長がフレグランス事業を開始したのは約10年前。ヨーロッパの調香師たちとの関わりの中で、作り手の作家性が強い独自の香水ジャンル「ニッチフレグランス」に出会った。

「自分が日本の第一人者になれるかもしれない」という思いで着手、現在は全国に18店舗を展開している。


▲NOSE SHOP

ECは実店舗に行く前の予習や、店舗で試香後に自宅で商品名を確認するなど、顧客の買い物をフォローする位置付けだという。

読みものも充実しており、社員が交代で執筆する「NOSE SHOP マガジン」はスタッフや各界の著名人を紹介し、人の魅力を伝えることで実店舗への来店やファン増加につなげる取り組みだ。

また、フランスの香水専門誌「Nez(ネ)」も配信し、嗅覚における日本人の教養を深めたいとしている。

OMO施策にも意欲的で、店頭でLINEの公式アカウントに登録した顧客に向けてオンラインで使えるクーポンの配布や「香水ガチャ」が当たるくじ引き企画などを実施し、相互送客を図る。

毎週のように投入する新商品を通じて、顧客に新しい選択肢と楽しみを提供し続けることを重視している。

Write A Comment