スタミナ野菜のニラ 実は春が旬 葉が軟らかくて香りよく 甘みも感じて

 こんにちは。管理栄養士の山口真弓です。

 新年度が始まり、体が重い、気分が上がらない……そんな春のけだるさを感じる方も多いのではないでしょうか。

 季節の変わり目は、寒暖差や生活リズムの変化により、自律神経が乱れやすい時期です。そんな時期に不調をやさしく整えてくれる代表的な食材の一つが「ニラ」です。

 ニラというとスタミナメニューとして使われることが多く、夏をイメージされる方が多いかもしれません。ところが、実際の旬は春。春のニラは葉が軟らかくて香りがよく、甘みを感じるのが特徴です。冬の間に蓄えられた栄養素が凝縮されています。

ニラの持つパワー

<抗酸化作用>

 βカロテンやビタミンEといった抗酸化ビタミンが豊富です。これらは血管や皮膚の老化を抑え、免疫機能を支える働きがあります。脂溶性のビタミンなので、油を使う料理や炒め物にすると吸収が高まります。また、油と一緒に調理をしなくても、献立の中で油を使ったメニューと組み合わせるだけでもよいです。

<血液や代謝を助ける>

 ニラの独特な香りの元である「アリシン」は、血管を緩めて血流をよくすることにつながり、心血管リスクを下げる可能性があるので、動脈硬化の対策に役立つとも考えられています。根元の白い部分に多く含まれているとされていますので、切り落とさずに使うのがお勧めです。繊維質が多くて硬さがあるため、細かく刻むと食べやすいです。

アサリとニラの酒蒸し…春を満喫!

スタミナ野菜のニラ 実は春が旬 葉が軟らかくて香りよく 甘みも感じて

 春が旬のアサリと組み合わせました。ビタミン類は熱に弱いため、シャキシャキ感が残る程度にサッと火を通すのが、栄養素を最大限に生かすコツです。

作り方

スタミナ野菜のニラ 実は春が旬 葉が軟らかくて香りよく 甘みも感じて

(1) アサリは、必要であれば砂抜きをする。水200ミリ・リットルに対して小さじ1の塩を加えた食塩水に1~2時間漬ける。

(2) ニンニクは薄切りにし、ニラは根元を1センチ、葉先を3~4センチの長さに切る。

(3) フライパンにニンニクと油を入れ、弱火でじっくり香りを引き出す。

(4) アサリと日本酒を加え、すぐに蓋をする。中火で2分ほど加熱し、アサリの口が開くのを待つ。

(5) アサリの口が開いたら一度火を止め、塩こうじを煮汁に溶かし、全体にからめる。

(6) ニラを加え、再度、蓋をして強火にかけ、10秒ほど加熱して火を消す。余熱で1分ほどニラに火を通したら出来上がり!

※塩こうじはアサリから出るエキスの塩分量によって調整してください。

※スパゲティとからめてボンゴレビアンコにするのも◎(二重丸)。

【写真10枚】アサリとニラの酒蒸し

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