毎回恒例、オフィシャル日本酒パートナー「獺祭」ブース前での鏡開きでは、新チェアマンである浜田岳文さん(右)が流暢な英語で指揮をとり、場を盛り上げたり整えたり。著書『美食の教養』では、昨今のガストロノミーを「食の文化人類学」と喩え、本サイトでもまるで教授のようにわかりやすく教えてくれた浜田さんだが、意外に兄貴っぽいリーダーシップのある方だ。

たまたま少し前に食事の席でご一緒することがあり、その時に聞いた話が今も頭に残る。曰く、「日本が何位を獲るかに注目するのではなく、これまで知られていなかった日本の名店や地方の店がどれだけ活躍できるかにも今後は注力したい」とのこと。その上で、51位から100位までも含めて今回の結果を眺めてみると、日本から1店舗も10以内に入らなかったことさえ、大したことではないと思えるのだ。

ここで51〜100位の日本のレストランについても振り返ろう。

51位 傳(東京)
60位 Goh(福岡)/集合写真一番左が福山剛シェフ
63位 鮨しゅんじ(東京・初登場)/集合写真中列左が橋場俊治シェフ
72位 鮨さいとう(東京)
76位 Cenci(京都)/集合写真後列右から3番目が坂本健シェフ
81位 Villa Aida(和歌山)/集合写真前列左が小林寛司シェフ
82位 片折(金沢・初登場)
92位 レスピラシオン(金沢・初登場)/集合写真前列右から3番目が八木恵介シェフ、4番目が梅達郎シェフ
93位 出羽屋(山形県西川町・初登場)
97位 L’evo(富山県・南砺市)

地方からのランクインや初登場の店も多い。これこそが、日本のレストランがネクストステージへと歩を進めた証ではないだろうか?

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