妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちの本当の苛立ち、あふれんばかりの悩みとは? 専門家の解説を元に、リアルな事象に切り込んでいく。それが『女たちの事件簿』

木村敦子さん(仮名・40歳)の息子さんは、中学受験を経てこの春、無事に小学校を卒業しました。「やっと落ち着ける」と安堵の表情を見せる敦子さんですが、卒業式当日の光景には、拭いきれない違和感を抱いたといいます。

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「当日は天候にも恵まれ、桜も美しく咲いていました。息子も春から私立の中高一貫校へ進むことが決まり、晴れやかな気持ちで式に臨んだのですが、周囲の状況には驚かされるばかりでした」

特に目を引いたのは、女子児童たちの華やかな装いだったといいます。

「男子の多くはスーツや制服姿でしたが、女子はさながら成人式の予行演習のようでした。髪を完璧にセットし、メイクをしている子も珍しくありません。自然なままで十分可愛らしい年齢なのに、と複雑な気持ちになりました」

なかでも、同級生であるAさんとその母親の気合いの入りようは、周囲を峻烈な空気で包んでいたと振り返ります。

「お母様も着物でいらしていたのですが、目を疑ったのはその種類です。30代後半から40代と思しき年齢で、なんと

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