教育の専門家である石田勝紀さんは、これまで4500人以上の子どもたちを直接指導してきた中で、勉強が苦手な子たちの多くは、毎日の“ある生活習慣”が身についていないということに気がついたと言います。そしてその生活習慣の重要性を子どもたちに伝え、それを意識した子どもたちは百発百中で成績が上がっていったというのです。
それはいったいどんな生活習慣なのでしょうか。石田さんの書籍『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』から一部抜粋してご紹介します。
勉強が苦手な子にみられる3つの共通点とは?
勉強が苦手な子は「挨拶・時間を守る・整理整頓」ができない
わたしはこれまで4500人以上の子どもたちを直接指導してきて、ある傾向があることがわかりました。それは、次の3つのうち、2つ以上が継続的にできてない子は、99%の確率で勉強が苦手ということでした。
1 挨拶
2 時間を守る
3 整理整頓
もちろん、これら3つすべてがまったくできないにも関わらず、勉強が得意という天才的な例外の子もいましたが、あくまでも特例にあたります。
「挨拶・時間を守る・整理整頓」は、勉強につながっている
挨拶・時間を守る・整理整頓の3つは、なぜ大切なのでしょうか? それぞれの理由を確認していきましょう。
1 挨拶
挨拶は前向きさ、積極性をあらわしています。挨拶ができる子は、自分から行動に移すことができるので、勉強でわからないことを先生や親に質問できるはずです。その結果、勉強でつまずくことが少なくなります。
2 時間を守る
時間を守れることは、自己管理につながっています。中学生以降になると、定期テストのために計画を立てて勉強することが必要になったり、提出物の遅れで評価が減点されてしまったりするため、時間を守ることは、そのまま勉強の成果につながっていきます。
3 整理整頓
身の回りの整理整頓ができる人は、情報の整理も得意です。情報整理ができる子は、授業のノートをまとめるのも上手で、時間管理も得意な傾向があるので、勉強ができることにもつながります。
もちろん、挨拶・時間を守る・整理整頓の3つがすべて得意だからといって、かならず勉強ができる子になるとは限りません。ただ、この3つができないことによる勉強へのマイナス面は、非常に大きいと知っておきましょう。
3つの要素を整えて人間性を磨く
