おっとりとした癒やし系のキャラクターで、バラエティでも大活躍のタレント・安めぐみさん。夫である東貴博さんとは、芸能界きってのおしどり夫婦として知られています。現在は2児の母として奮闘する安さんに、夫婦のあり方、育児についてうかがう短期連載。第一回は、12歳という「歳の差」を感じさせない仲良しの秘訣から、結婚後に見えた東さんの意外なこだわりまで、夫婦のリアルなエピソードをお届けします。


出会いは16歳。先輩・後輩から「夫婦」へ

――東さんと最初に出会ったのは、安さんがまだ高校生のころだったそうですね。



そうなんです。初めてお会いしたのは、私が16歳のとき。東さんがコンビ(Take2)で出演されていた番組のアシスタントオーディションがきっかけでした。当時、私は高校生で、彼は28歳。「恋愛感情」なんてまったくなくて(笑)。私にとっては、ただただ「芸能界の大先輩」という存在でした。

でも、大先輩といってもすごく話しやすかったんです。ロケの合間や収録の帰り道に、私が学校の悩みを相談して、東さんは当時の彼女との恋愛相談をして……なんてことも(笑)。そんな「面白い先生と生徒」のような関係が10年ほど続き、気づけば今の形になっていました。自分たちでも不思議な縁だなと思います。ただ、そんな始まりだったからか、結婚してからもどこか「先輩」として自然に東さんを立てる関係性が、我が家のスタンダードでしたね。

――その関係性に変化が訪れたのは、やはりお子さんの誕生ですか?



はい。子どもができると、母として言わなきゃいけないことも出てきますから。夫を立てつつも、少しずつ「パパとママ」という対等な関係にアップデートしていきました。特に二人目が生まれてからは、夫の進化がすごくて!

一人目のときは、オムツを替えるにしても「ねぇ、これ(うんち)どうすればいいの?」なんて呼ばれたりしていたんですけど(笑)、二人目になると何も言わずともサッと動いてくれるようになって。その成長ぶりには驚かされたし、本当に頼もしい限りです。


結婚14周年を迎えて…「夫婦円満」の秘訣は?

――メディアで拝見する東さんは賑やかな印象ですが、ご家庭ではいかがですか?



下町・浅草出身なので、昔ながらの「一家の主」という雰囲気があります。でも、私はそこを無理に崩そうとは思いません。夫にはいつもご機嫌でいてほしいので、仕事に余計な口出しはせず、ポジティブな言葉をかけるようにしています。たとえば、彼の舞台を観に行けば、娘と一緒に「パパ、汗拭きながら頑張ってたね!」「あのシーン最高だったよ!」と、ちょっと大袈裟なくらい褒めています(笑)。

――「パパを褒める」ことは、お子さんたちにも良い影響がありそうですね。



そうですね。子どもたちの前で「パパはすごいんだよ」と伝えることは徹底しています。「今回の旅行の計画も、全部パパがやってくれたんだよ」とか。長女は10歳で少し難しい時期に入っていますが、今でもパパが大好き。リスペクトの気持ちを家族で共有することが、我が家の絆を強くしている気がします。

――その他、安さんが密かに意識している「円満のコツ」はありますか?



結婚14周年を迎えましたが、今でも“最低限の身だしなみ”には気をつけています。無理をして頑張るのではなく、夫が帰宅する直前に「サッとリップを塗る」といった、その程度ですけど(笑)。夫が求めているというよりは、私自身が「そこを意識しなくなったらまずいな」って思うんです。これは自分自身のモチベーションを保つための、小さなこだわりかもしれませんね。


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結婚後に判明? 夫の意外な「こだわり」は……


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